オンライン英会話、やってみたけど会話が続かなくて撃沈だ…
こんな経験を持つ英語学習者、もしくはこうなることを恐れてオンライン英会話に踏み出せない初心者は多いのじゃないでしょうか。
何も得られないままレッスン時間が終わってしまったと感じるようでは、せっかくかけた時間とお金の無駄になってしまいますよね。
そうならないように、オンライン英会話を始める前に会話を続けるための最低限の準備を整えておくことが大事です。
そこでこの記事では、オンライン英会話で初心者が撃沈しないための準備について解説します。
オンライン英会話で撃沈してしまい立ち直りたい人や、怖くてオンライン英会話に踏み出せない初心者は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
- もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
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オンライン英会話で初心者が撃沈してしまう理由
オンライン英会話で初心者が撃沈したと感じてしまう理由として多いのは、以下の3つです。
- 相手が話していることを聞き取れないから
- 自分が言いたいことを言えないから
- 何を話せばいいか分からないから
相手が話していることを聞き取れないから
オンライン英会話で初心者が撃沈したと感じてしまう理由の1つ目は、相手が話していることを聞き取れないからです。
レッスン講師が話している英語がまったく聞き取れないようでは、内容を理解できず会話にならないので、30分程のレッスン時間の間ずっと
早く終わってくれ…
と辛い思いをしたまま過ごすことになり、撃沈したと感じてしまうのも当然です。
自分が言いたいことを言えないから
オンライン英会話で初心者が撃沈したと感じてしまう理由の2つ目は、自分が言いたいことを言えないからです。
英語は日本語と比べて、文法も単語もすべてが異なるので、自分の言いたいことを言えるようになるまで非常に時間がかかります。
また学校で英語を学習していて、英作文はある程度できていても、それを実際の会話で瞬時に言えるかどうかはまた別です。
何て言っていいか分からないからもういいや、黙っておこう
とったように、自分の言いたいことを言えず諦めてしまう人も多いと思います(僕もそうでした)。
こんな状態で過ごすレッスン時間は辛いですし、レッスン後に撃沈したと感じる原因になります。
何を話せばいいか分からないから
オンライン英会話で初心者が撃沈したと感じてしまう理由の3つ目は、何を話せばいいか分からないからです。
オンライン英会話では専用の教材が準備されているので、その内容に沿ってレッスンを進ることが多いですが、教材にないフリートークも必ず発生します。
例えばレッスンの最初に「今日は1日どうだった?」や「天気はどう?」と聞かれたり、中には日本語で聞かれてもうまく答えられない質問が来たという人も多いのではないでしょうか。
僕も過去、トランプ大統領についてどう思う?と聞かれて、何も答えられず困った記憶があります。
何を話せばいいか分からず沈黙してしまう、これもレッスン後に撃沈したと感じる理由の1つです。
オンライン英会話で撃沈しないための準備
このように撃沈してしまわないためには、どのような準備をすれば良いのでしょうか?
オンライン英会話で撃沈しないためには、次の3つが重要です。
- 基礎力・応用力をつける
- レッスンに目標を設定する
- 便利なフレーズを覚えておく
基礎力・応用力をつける
オンライン英会話で撃沈しないための準備の1つ目は、「基礎力・応用力をつける」です。
相手が話していることが分からない、自分の言いたいことが言えないことが撃沈の原因だと解説しましたが、それらは多くの場合は基礎力・応用力不足が原因です。
オンライン英会話のような実践的なトレーニングは、下の図に示すように、スピーキング力やリスニング力の2つの応用力に加えて、更にそれらも単語・文法・発音の3つの基礎力に支えられています。
これは見方を変えると、どれだけ実践力に注力する前に、その土台に当たる応用力や基礎力のピースが大きくなっていなければ、英会話のピラミッドは崩れるということを表しています。
オンライン英会話のような実践練習で撃沈しないためには、土台となる応用力や基礎力を強化することが大事なのです。
なお次の記事で、英会話力を鍛えるためのロードマップについて解説しているので、ぜひ参考にして下さいね!
レッスンに目標を設定する
オンライン英会話で撃沈しないための準備の2つ目は、「レッスンに目標を設定する」です。
レッスンごとに、例えば「今日はこのフレーズをスムーズに言えるようになる」など、目標を定めましょう。
なおこの目標は、特に英会話をスムーズに進めることが難しい初心者のうちは、難易度を高く設定しすぎないことがポイントです。
何も目標を定めずにレッスンに臨むと、うまく会話ができないことに撃沈を感じてしまいやすいですが、より実現可能な目標を設定することで撃沈せずに済むのです。
レッスンに目標を持って臨むと、このあとで解説する「振り返り」もしやすくなり、相乗効果が期待できますよ!
便利なフレーズを覚えておく
オンライン英会話で撃沈しないための準備の3つ目は、「便利なフレーズを覚えておく」です。
オンライン英会話で、自分のターンで何も喋れず沈黙が生まれてしまうと、撃沈を感じやすくなります。
更に困る状況は、あなたがなぜ沈黙しているのか、その状況を説明するフレーズすら喋れないことです。
そうならないように、例えば次のようなフレーズを覚えておくと便利です。
日本語 | 英語 |
---|---|
ちょっと考えさせてください | Let me think about it. |
なんて言えばいいのかな… | I’m not quite sure what to say. |
もう1度言ってもらえますか? | Can you say that again please? |
他にも「オンライン英会話 フレーズ 便利」で調べるといろんなページが出てくるので、あなたが使えそうなフレーズを選んで覚えておきましょう。
レッスンの振り返りで更に効果アップ
どれだけ事前に準備をしていても、オンライン英会話レッスン中には
単語が出てこない・・・
うまく文章を作れない・・・
といった場面が必ず訪れますが、でもできないこと自体は全く問題ありません、できないからこそトレーニングしているのですから。
重要なのは、できなかったことをそのままにせず、しっかり反省して次につなげることです。
レッスン中に出てこなかった単語やフレーズがあったときはすぐにメモを取り、レッスン後に復習するようにしましょう。
僕自身も体験しましたが、こういった場面は25分間のレッスン後には結構忘れてしまいます。(というか、レッスンに必死で最後まで覚えてられない^^;)
講師に「ちょっとメモさせて!」と伝えて時間を取ってもらっても構いません、しっかり記録に残すことをおススメします。
また、事前にレッスンに目標を定めていた場合は、その目標をクリアできたかどうかという点も復習するとより効果的です。
事前の準備と事後の復習をセットで行うことで、レッスンの効果をより高めていきましょう。
まとめ
今回は、オンライン英会話で初心者が撃沈してしまわないための準備について解説しました。
オンライン英会話で撃沈を防ぐには、まずは基礎力・応用力をつけることが重要ですが、それだけでなくレッスンに目標を設定する、便利なフレーズを覚えておくなどの準備が有効です。
更にレッスン後の復習を組み合わせると1レッスンあたりの効果を高めることができるので、事前の準備と事後の復習をセットで行うのがベストです。
基礎練習や応用練習での「事前の準備」と、そして「振り返り」をしっかり行って、撃沈してしまうのを防ぎましょう。
なお次の記事では、オンライン英会話のような英会話レッスンを効果的に使い、継続する方法について解説しているので、ぜひ参考にして下さいね!
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