千里の道も一歩から!【プロフィールと理念】

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僕は普段、メーカー勤務のサラリーマンとして生活する傍ら、このブログでは戦略的に&効率的に英語を習得して人生を豊かにする生き方を発信しています。

この記事では、もともと英語とは無縁の純日本人で、人前で英語を話すことを避けてきたレベルだった僕が、英語の情報発信をするに至った経緯についてお話します。

途中に社畜生活で不眠症を経験しながらも、苦労の末に独学で英語習得して、海外留学そして学位取得を達成したりと、自分なりに悩み、もがき苦しみながら切り拓いてきた道のりです。

目次

英語を「話す」ことから避けてきた学生時代

僕はごく平凡なサラリーマンと主婦の家庭に生まれ、幼少期から高校生に至るまで地方で過ごしました。

海外旅行どころか県外に出たことすらなく、そして興味もなく、成人するまで海外とはほぼ無縁の人生でした。

こんな生活だったので、英語は全くと言っていいほど話せませんでしたし、必要もなかったので話す努力もしてきませんでした。

それでも学校の授業で、クラスメートの前で英語でロールプレイをしたり、通っている高校のクラスに交換留学生が来たり、といった、英語を使わないといけない状況はありました。

こんな時でも僕は、何かと理由をつけて英語を「話す」ことを避け続けてきました

なぜ避けてきたか、それは言いたいことをすぐに英語にで言えない不自由さも当然大きな理由でありました。

でもそれ以上に、自分の英語の文章や発音に自信がなく、完璧じゃない英語を人前で話すのが嫌だったことが大きいです。

突如シンガポール出張に1人投げ出される

僕は英語を話すことを避けたまま、いつしか社会人になってしまいました。

そんな社会人3年目のある日、勤務先のシンガポール拠点で技術的サポートが必要になり、僕に単独で出張しサポートするよう指令が出たのです。

当時は国内出張すらあまり経験がなかった僕にとって、海外出張して現地人スタッフに英語を使って技術指導をするというのは非常に大きなチャレンジであり、転機でした。

ただしこのシンガポールでの滞在期間1週間のうち半分が過ぎた頃、余裕を持って組んだはずの計画に対し遅れを生じさせてしまいます。

明らかに、僕のコミュニケーション力不足による遅延でした。

「間違った英語を話したくない」という気持ちが先に来てしまい、言葉を発するのをためらい続けたせいで、計画通りに作業が進まなかったのです。

残り数日間で遅れを挽回しなければならなくなり焦った僕は、学生の時からずっとあった「下手な英語を人前で話したくない」という変なプライドを捨て、間違っても良いから考えを伝えるようにしたのです。

それからプロジェクトは大きく前進し、週前半の遅れを取り戻して、なんとかギリギリ、帰国までに完結させられました。

僕はこの経験を通して、英語は完璧でなくても、まずは伝えたいという『想い』が大事ということを学んだのです。

社畜生活で不眠症を経験

初めての海外単独出張でのプロジェクトを無事成功で終え、自信がついた僕を次に待っていたのは、社畜生活でした。

これは「誰でもできるが誰もやりたくない、でも誰かがやらなければならない」という、例えるなら生贄(いけにえ)のような仕事です。

担当すると長時間労働が必須になってしまうことが避けられない業務ですが、それが僕に回ってきたのです。

僕には当時、会社員としてこれといった武器や強みがなく、「自分にしかできない業務」がなかったので、このような業務が回ってきたのだと思います。

こなしてもこなしても減らない業務量に忙殺され、いつしか休日出勤が当たり前の生活になってしまったある日、ついに体調に異変が発生してしまいます。

会社に泊まり込んで徹夜で作業した翌日、あまりの顔色の悪さに昼休みにタクシーで帰るよう命じられ帰宅した僕。

徹夜明けなので眠気はピークのはずなのに、溜まっていく一方の業務を想像してしまい、まったく寝れる気がしないのです。

結局、持ち帰ったパソコンを開いて業務を再開しようとするのですが、今度は疲労のためか頭が働かず、全然作業が進まない

睡眠をとって回復することもできず、業務を進めることもできない、という不眠症の負の循環に陥っていたのです。

社畜脱却のためチャンスをつかみに行く

この一件はさすがに問題になり、これをきっかけに業務のやり方が変わって徐々に緩和されていきましたが、依然として忙しい日々は続きます。

そんなとき、また新たなシンガポール関連のプロジェクトのお話が僕の部署に舞い込んできました。

これを部内で誰が担当するか、という話になった時に僕は考えました。

もう今後は社畜のような仕事はしたくない。それには「自分にしかできない」領域が欲しい。シンガポールは一度プロジェクトを経験しているし、部内では自分だけだ。これはチャンスかもしれない。

こうして僕は、「シンガポールを経験している自分が適任だ」と手を挙げてこのプロジェクトを引き受けたのです。

それと同時に、当時僕が担当していた他の業務を他の人に引き継ぐことになりました。

「自分にしかできない業務」を引き受けたことで、「誰にでもできる業務」が他の人の手に渡ったのです。

こうして僕は、数か月間にわたる新しいシンガポール支援プロジェクトを主導することになりました。

この時点で英語力はカタコトに毛が生えた程度でしたが、一度失敗しかけた経験を活かして「完璧じゃない英語でもちゃんと伝える」とコミュニケーションを意識しました。

その結果、プロジェクトをうまく進めることができ、こちらも成功に導くことができたのです。

独学で2年もがいて英語を習得、そしてドイツ留学へ

この経験から、海外に飛び出すことに対する自信がついた僕は

海外関連業務って、「自分ならではの領域」になるんじゃないか?

と考えるようになり、会社の中での「自分ならではの生き方」について道筋がぼんやり見え始めていました。

この「自分ならではの生き方」をより強いものにしたい、そのためには海外に移住して、更に経験値を積みたい。

そう思うようになった僕は、一念発起し、会社の留学制度に応募することを決意しました。

でも、シンガポール出張を何度か経験して人前で英語を話すハードルが下がったとはいっても、この時点での僕の英語力はカタコトに毛が生えた程度のままでした。

留学の社内選考を勝ち抜くためにも、そして現地での経験値を最大化するためにも、英語力をもっと上げなければならなかったのです。

そこで僕は手あたり次第、いろいろな手法を試しながら英会話の独学を続けました。

最初の頃はいくら学習しても話せるようになった実感はなく、このままのやり方で話せるようになるのか、常に疑問を抱きながら試行錯誤の日々でした。

今思えばこの頃は、ナビを持たずに車を運転して目的地を目指しているような感覚でした。

それでも試行錯誤を続けて2年間、自分の言いたいことは十分言えるようになり、相手が話すことも瞬時に理解できるようになりました。

日本国内にいても、ここまで英語上達できるんだ、ということを実感しました。

英語力に加えて更なる自信も身に付けた僕は、留学の社内選考もパスし、念願のドイツ留学に旅立ちます。

ドイツ留学で学位を取得、海外業務が自分の武器になる

英語で言いたいことを伝えられる準備ができていたおかげで、ドイツ留学中は英語を活かして多くのことを経験できました。

背も高い上にガタイも良く、そして一見怖いドイツ人相手にも、臆せず英語でコミュニケーションを取れました。

良いことばかりではなく、時にはトラブルにも巻き込まれましたが、英語力のおかげでなんとか自力で解決できました。(⇒詳しくは留学体験記で)

もちろん日々の研究生活も英語で、友人や教授との会話やディスカッションではリスニングとスピーキング、そして参考文献のリーディングと自分の論文のライティングと、いわゆる4技能すべてを駆使してきました。

滞在中の休暇は、今しかない!と意気込んでヨーロッパ中のいろんな国へ旅行へ行き、気づけば2年間で27か国を旅していました。

そして2年間の武者修行から帰国後、150ページに及ぶ英語論文の執筆と英語での口頭審査を経て、ドイツの大学で学位(理学博士)を取得しました。

こんな夢のような留学生活から戻った今、海外関連業務という「自分ならではの領域」をより強くした僕の担当業務は、留学前とは大きく変わります。

現在は海外顧客を相手に英語で自社商品の紹介を行ったり、そのために英語プレゼン資料を作成したり、時には国際学会で英語で口頭発表したりしています。

更に海外拠点のスタッフと毎週、英語で進捗確認や戦略策定のためのミーティングを行ったりと、英語を使うことが当たり前の会社員生活を過ごしています。

仕事面だけでなくプライベート面でも、海外に友人ができて日本観光を案内したりと、英語を話すことを避けていた過去の自分からは考えられないほどの変化です。

英語を話すことを避けてきた学生時代からはじまり、社畜生活、そこから一念発起して英語の独学と留学、そして博士号取得と、とても長く苦労しましたが、やり遂げて本当によかったなと思っています。

なぜブログを始めたのか?

僕がなぜこのブログを始めたのかというと、過去の僕と同じような境遇にいる人たちの力になりたいと考えたからです。

こんな人たちに、僕の経験が役立つのでは?
  • 仕事で自分の武器がない人、自分ならではの強みが欲しい人
  • 社内/社外問わず、会社員としての価値を高めたい人
  • 英語を習得したいけど何をどうしたらいいか分からない人
  • 英語上達の実感がなく学習を挫折したことがある人
  • 英語学習するメリットを知りたい人

ではどんな情報発信が人の役に立つか、僕の経験から提供できると考えたのは大きく次の3つです。

僕の経験から提供できると考えた情報発信
  1. 戦略的に、効率よく英語を習得する方法
  2. 「英語を武器に、自分ならではの理想のキャリアを切り拓く」という生き方
  3. 英語を習得した先に広がる世界

戦略的に、効率よく英語を習得する方法

英会話の学習を始めた頃、何からどう手を付ければいいか分からずいろんな教材や勉強方法に手を出し、今思えば効率の悪いことをたくさんしてしまいました。

ここ最近、オンライン英会話を始め、英会話力向上に繋がるような個別のサービスは充実してきたものの、英語学習の全体像やロードマップに関する情報は実はそれほど多くないのが実態です。

英語学習の全体像がないと、僕のように「ナビを持たずに車を運転している感覚」で英語学習迷子が発生し続ける状況は変わらないでしょう。

そんな過去の僕の経験をもとにした戦略的・効率的な英語取得の道のりを発信すれば、同じような英語学習迷子の人たちを救えるのではないか、そう考えました。

「英語を武器に、自分ならではの理想のキャリアを切り拓く」という生き方

僕は元々は帰国子女でもなく、人前で英語を話せない(話そうとしない)状態で、社会人になってからも自分にこれといった武器になるものがなく、誰でもできる業務で社畜と不眠症を経験しました。

そんな状態から海外業務を得意とするに至った今、振り返ると英語を武器にして、キャリアを切り拓いてきたことになります。

この生き方は、過去の僕と同じような境遇にいる人たちに、希望を与えられるのではないか、そう考えました。

会社員をしながらも、英語を習得して自分の理想とするキャリアを掴むこの生き方を「英語系会社員2.0」と名付け、発信することにしたのです。

英語を習得した先に広がる世界

僕は過去に2回、英会話の習得を挫折していますが、それでも3回目に挑戦しようと思えたのは、実は英語を習得した人の体験談を知ったからというのもありました。

英語を話せるようになった人たちが語る「英語で広がる世界」が本当に羨ましくて、自分もこれを目指したい!と思ったのが原動力になりました。

中には「これ嘘じゃないか?」と思えるようなエピソードもありましたが、今思えば大げさではなく本当に英語で世界が変わりました

同じように僕も、英語学習者のモチベーションになるよう、英語を習得した後のリアルな体験談をブログで発信することにしたのです。

当ブログの目的と理念

ブログを始めた理由とリンクしますが、当ブログの目的は次の3つです。

・読者さんが迷わず最短で英語を習得できるよう、サポートすること
・読者さんが英語を武器にして理想のキャリアを歩めるよう、サポートすること
・読者さんが英語学習のモチベーションを維持できるよう、サポートすること

このブログでは、あなたが英語を習得していくまでの道のりを、理学博士ならではのロジカルな思考で徹底分解し、ロジカルに解説していきます。

そして理想のキャリアを切り拓く方法、そしてモチベーションに繋がる情報を発信し、あなた自身の成功へナビしていきます。

さいごに、当ブログの理念でもあり、僕がこのブログので一番伝えたいこと、それは次の言葉です。

「千里の道も一歩から」

英語を習得できたことも、そして英語を武器にして自分独自の生き方を歩めたことも、どちらも本当に長い道のりでした。

まさに千里の道でしたが、まずは一歩踏み出し、行動したことがすべての始まりでした。

このブログでは、その長い道のりを確実に登り切れるよう、戦略的に、そして効率的に進む方法を発信していますが、その方法を知るだけではなく、道を進むあなた自身の行動が必要です。

もしあなたが人生を変えたいなら、正しい知識をもって、常に目的を見失わずに行動してください。

どんなに長い道のりでも、あなたの踏み出す最初の一歩は、目標に近づくための確実な、そして大きな一歩です。

僕もこのブログで、自らを変えようと頑張るあなたに寄り添い、サポートするコンテンツをどんどん追加していくので、楽しみにしておいてください!

最後に、ここまでプロフィールを読んでくれたあなたに、このブログでぜひ読んでもらいたい記事をまとめました。

僕のブログの目的と理念に共感していただける方は、ぜひチェックしてくださいね。

最後までプロフィールを読んで頂きありがとうございました。

このブログが、一人でも多くの人の道しるべになれば幸いです。

▼プロフィールをもっと詳しく知りたい人はこちら▼

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