英語の独学は学習法選びが重要!時間の無駄を避ける3つのポイント

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自分の英語学習法、正しいのかな…?実は時間の無駄では?

独学で英語学習していると、このように自分のやり方が間違っていないか、不安になりますよね。

ネットにも書店にも数多くの学習法や教材があふれているので、どれを選べばいいのか迷いやすく、間違った学習法を選んでしまうと、残念ながら時間の無駄です。

でも逆に言えば、適切な学習法や教材を選んで正しい方法で学習すれば時間の無駄にはならないですし、独学で英語を習得することも可能です。

ではあなたに合った適切な学習法や教材を選ぶにはどうしたらいいか、ここで必要になるのが実は「適切な課題を設定する力」です。

そこでこの記事では、適切な課題を設定し、時間の無駄な英語学習法を避けるための3つのポイントについて解説します。

独学で効率的に英語を習得したい人や、学習方法が間違っていないか不安な人は、ぜひ参考にしてくださいね。

このブログの管理人はこんな人
  • 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
  • もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
  • 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
  • ドイツに研究留学して博士号取得、2024年から海外駐在へ
  • 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
目次

時間の無駄な英語学習法を防ぐカギは「適切な課題の特定」

現在主流の英語学習の方法としては、例えば次の3つが挙げられますが、勉強スタイルは人によって様々です。

・英会話スクールに通う
・英語コーチングをつける
・独学で勉強する

英会話スクールや英語コーチングでは、あなたの英語力の状況に応じて適切なトレーニング方法を提案し指導してくれます。

プロの目線から提案してくれるので、間違った学習法を提示されるなどして時間の無駄になることはほとんどないでしょうが、費用がとても高額というデメリットがあります。

一方で独学は、どんな学習を選ぶかはあなた次第なので、間違った方法を選んで時間の無駄になってしまうリスクがありますが、他の2つにくらべて断トツの低コストです。

欲を言えば、「間違った方法を選ばず独学で学習する」のがベストですよね!

英会話スクールや英語コーチングも、結局あなた自身の独学が重要

では「英会話スクールや英語コーチングで英語がペラペラになれる」かというと、実際にはそう簡単にはいきません

もう少し正確に言うと、英会話スクールや英語コーチング「だけ」では、以下の理由でペラペラにはなれません。

・週1~2回、1時間くらいの英会話スクールだけでは、英語に触れる機会は圧倒的に少ないから
・英語コーチングは、日々の学習の提案をしたり添削もしてくれるが、トレーニングは自力だから

英会話スクールや英語コーチングは、アウトプットの場として、または学習のガイドとして役立ちますが、どちらのケースでも結局あなた自身の独学、特にインプット学習が重要です。

何をやるべきか、分かった上で独学できていれば良いとも言えますね!

「適切な課題の特定」が時間の無駄な英語学習法を防ぐ

ではこのような英会話スクールや英語コーチングが、時間の無駄にならない学習方法を生徒に提案できるのはなぜかというと、適切な課題を特定できるからです。

ここでいう「課題」とは何か?というと、一言で言えば「目標と今のあなたの差」です。

あなたが目指す姿(目標)と今のあなたを見比べると浮き彫りになる足りない部分(差)が課題であり、この差をトレーニングで埋めていくのです。

英会話スクールや英語コーチングでは、生徒一人一人に対してプロの目線から分析して、適切な課題を特定してくれるので、あなたが目標に向けて進むのに最適なトレーニング方法を提案できるのです。

適切な課題を特定できれば、時間の無駄なく進むことができるということです。

適切な課題設定で時間の無駄を防ぐための3つのポイント

時間の無駄を防ぐために、自分で適切な課題を設定するにはどうしたら良いでしょうか?

英会話スクールや英語コーチングに頼らずに適切な課題を特定するには、あなたが自分自身を客観的に分析する必要があるので簡単なことではありませんが、僕が考える、適切な課題を特定するためのポイントは次の3つです。

適切な課題を特定するための3つのポイント
  1. 現在のあなたの状況をしっかり把握する
  2. 「基礎力」「応用力」「実践力」に分けて分析する
  3. 各要素について必要最低限の力があるかチェックする

現在のあなたの状況をしっかり把握する

適切な課題を特定するためのポイントの1つ目は「現在のあなたの状況をしっかり把握する」です。

すでに説明したように、「課題」とは一言で言うと「目標と今のあなたの差」です。

もちろん「目標」をしっかり定めることも重要ですが、適切な課題を特定するために特に重要になるのは「今のあなたの状況」をしっかり評価することです。

これは自己評価で客観的に行うのはとても難しいのですが、民間の試験を使えば今のあなたの状況を客観的に評価することが可能です。

現在のあなたの状況を把握するための民間の試験としては、TOEICのようなListeningとReadingのみのテストではなく、SpeakingやWriting も含むテストが有効で、その中でもVersantが特におススメです。

Versantは英会話力を簡潔に数値化できる、客観的で信頼性のある英語テストで、TOEICに比べるとまだまだマイナーですが、企業の昇進・選抜にも使われるようになってきており、今後も更に広がると期待されています。

スマホやPCでいつでもどこでも受験が可能、かつ料金も1万円未満という手軽さを持ち合わせているので、今のあなたの状況分析にピッタリです。

次の記事で、Versantについてより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

「基礎力」「応用力」「実践力」に分けて分析する

適切な課題を特定するためのポイントの2つ目は「『基礎力』『応用力』『実践力』に分けて分析すです。

どんな言語でも結局、会話は「単語を並べて発する」という作業の素早いキャッチボールです。

これをもう少し細かく分解していくと、必要な要素は次のように「基礎力」「応用力」「実践力」に分けられます。

会話に必要な要素
  • 「基礎力」:①単語(語彙)力、②文法力、③発音力
  • 「応用力」:①素早く文章を組み立てる力(スピーキング)、②音から素早く意味を理解する力(リスニング)
  • 「実践力」:本番の会話で実力を発揮する力(場慣れ)

分解したこれらの要素ごとにチェックしていくと、今のあなたの状況を漏れなく網羅的に分析できます。

なぜ英会話を分解していくとこのような要素に分けられるのか、次の記事でより詳しく解説しているので、理解度を高めたい方はぜひチェックしてくださいね。

各要素について必要最低限の力があるかチェックする

適切な課題を特定するためのポイントの3つ目はそれぞれの要素について必要最低限の力があるかチェックするです。

先ほど分解した要素は、すべてがパーフェクトである必要はなく、「最低限これくらいあればOK」というラインがあります。

次の項目で示すチェックリスト形式で、各要素についてあなたの状態をチェックしていきましょう。

基礎力のチェック

基礎力のチェックリスト

・文法:中学英語レベルの文法を一通り理解している
・単語:話したいトピックで必要な単語を覚えている
・発音:外国人に意味が通じるレベルの発音ができる

英文法は、中学英語で習う範囲で実際の英会話の9割以上をカバーできるとも言われているので、まずは中学英文法を一通り理解できるレベルを目指せばOKです。

また単語は、語彙力は多ければ多いほど良いのですが、覚えだすとキリがありませんよね^^;

なのでここでは、目標に設定したトピックで使うものだけに絞って覚えていれば最低限OKなラインとしています。

応用力のチェック

応用力のチェックリスト

スピーキング:イメージしたことを、素早く文章にして喋れる
リスニング:聞いた音を、素早くイメージに変換して理解できる

多くの学習者は、この応用力のどちらか、または両方が課題になると思います。

どちらも学校の英語教育では重視されてこなかったので仕方がありません、自分を責めずに分析を続けましょう!

実践力のチェック

実践力のチェックリスト

基礎力や応用力を、本番の会話で発揮できているか?

簡単に言うと「場慣れしているか?」というチェックです。

基礎力も応用力もあるからあとは場慣れするだけ、であればとても上達は早いでしょう。

まとめ

この記事では、英語学習が時間の無駄になってしまうのを防ぐカギと、時間の無駄を避けるために適切な課題を特定する3つのポイントについて解説しました。

今あなたがどんな学習をするべきか、適切な課題を特定できれば、英会話スクールや英語コーチングに高いお金を払わなくても、時間の無駄なく英語学習を進めることが可能です。

なお英語の習得のためには、この記事で解説した課題の特定だけでなく、目標の設定やトレーニング方法の選定なども重要です。

次の記事で、その具体的な手順について解説していますので、この記事と合わせてぜひ参考にしてくださいね!

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