英語の独学は学習法選びが重要!時間の無駄な学習法を避ける4つのポイント

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自分の英語学習法、正しいのかな…?実は時間の無駄では?

独学で英語学習していると、このように自分のやり方が間違っていないか、不安になりますよね。

ネットにも書店にも数多くの学習法や教材があふれているので、どれを選べばいいのか迷いやすく、間違った学習法を選んでしまうと、残念ながら時間の無駄です。

でも逆に言えば、適切な学習法や教材を選んで正しい方法で学習すれば、時間の無駄にはならないですし、独学で英語を習得することも可能です。

そこでこの記事では、時間の無駄な英語学習法を避けるための4つのポイントについて解説します。

独学で効率的に英語を習得したい人や、学習方法が間違っていないか不安な人は、ぜひ参考にしてくださいね。

このブログの管理人はこんな人
  • 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
  • もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
  • 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
  • ドイツに研究留学して博士号取得、2024年から海外駐在へ
  • 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
目次

英語学習は結局、独学が重要

現在主流の英語学習の方法としては、例えば次の3つが挙げられますが、勉強スタイルは人によって様々です。

・英会話スクールに通う
・英語コーチングをつける
・独学でやる

英会話スクールや英語コーチングでは、あなたの英語力の現状から課題を分析して、適切なトレーニング方法を提案し指導してくれます。

プロの目線から提案してくれるので、間違った学習法を提示されて時間の無駄になることはほとんどないでしょうが、費用がとても高額というデメリットがあります。

一方で独学は、どんな学習を選ぶかはあなた次第なので、間違った方法を選んで時間の無駄になってしまうリスクがありますが、他の2つにくらべて断トツの低コストです。

欲を言えば、「間違った方法を選ばず独学で学習する」のがベストですよね!

英会話スクールや英語コーチングも、結局あなた自身の独学が重要

では「英会話スクールや英語コーチングで英語がペラペラになれる」かというと、実際にはそう簡単にはいきません

もう少し正確に言うと、英会話スクールや英語コーチング「だけ」では、以下の理由でペラペラにはなれません。

・週1~2回、1時間くらいの英会話スクールだけでは、英語に触れる機会は圧倒的に少ないから
・英語コーチングは、日々あなたの学習の道筋を示したり添削もしてくれるが、トレーニングは自力だから

英会話スクールや英語コーチングは、アウトプットの場として、または学習のガイドとして役立ちますが、どちらのケースでも結局あなた自身の独学、特にインプット学習が重要です。

何をやるべきか、分かった上で独学できていれば良いとも言えますね!

時間の無駄になる英語学習法があふれている理由

今となっては書店だけでなくネットでもYouTubeでも、英語学習法に関する情報や教材が多く出回っています。

じゃあもう高額な英会話スクールや英語コーチングに頼らなくても、自力でなんとかできる!と思ってしまいそうですが、それもそう簡単ではないんです。

こんなに英語学習法や教材に恵まれている上に勤勉な性格なのに、世界で見ると日本人の英語力は最低クラスと言われています。(詳しくはこちらの記事で解説)

もちろん英語と日本語が違いすぎて難しいというそもそものハンデはありますが、それ以上に僕は、次の3つの理由から「時間の無駄になる学習方法が多い」と感じています。

日本人の英語学習法に時間の無駄が多い理由
  1. 完璧主義すぎる
  2. 目的とアプローチが合っていない
  3. 目標・課題・手段がセットになっていない

完璧主義すぎる

日本人向けの英語学習法に時間の無駄が多い理由の1つ目は「完璧主義すぎる」です。

特に日本では、まるで受験勉強かのように細かい部分を詰めるような英語学習が普及しています。

例えばスピーキングで「三人称・単数・現在形のsをつけ忘れた!」といった場合、多くの日本人は「あっ間違えた」と気にして、わざわざ言い直したり、間違えないように極めるまで話さない人もいるくらいです。

でも実際に海外で英語を話す際に、細かいところは気にしない、というより気にしてる暇はないのが現実ですが、それを知らない日本人が多く、必要以上に完璧を目指しているなぁという印象です。

もちろんミスがないことはいいことですし、試験の点数アップが目的ならこれでいいのですが、コミュニケーションが目的であれば必要以上に完璧を追い求めるのは時間の無駄です。

目的とアプローチが合っていない

日本人向けの英語学習法に時間の無駄が多い理由の2つ目は「目的とアプローチが合っていない」です。

先ほど解説したように、日本人の英語学習者は完璧主義志向が強いです。

それに応えるかのように日本に出回っている英語学習教材も情報も、受験勉強のようなアプローチが多いと感じています。

一方で海外で語学を学ぶアプローチはどうかというと全く違って、例えば僕自身がドイツ留学中、現地のスクールでドイツ語を学んだ時には

・授業も教科書もすべてドイツ語(問題の解説もすべて)
・座学で基礎を学んだらとにかく実践(失敗しながら学ぶ)

と、コミュニケーションを重視する超実践的なアプローチで、英語ですら解説もないのは最初は衝撃でしたが、効果は抜群で上達は驚くほど早かったです。

「コミュニケーションできるようにする」という目的のために、コミュニケーションを重視するアプローチをとるのは、よく考えれば当然ですよね。

日本の英語学習の実態は、目的とアプローチがズレているために、せっかくの学習が時間の無駄に終わっているという、とてももったいない状況に思えてなりません。

目標・課題・手段がセットになっていない

日本人向けの英語学習法に時間の無駄が多い理由の3つ目は「目標・課題・手段がセットになっていない」です。

ここでいう目標と課題、手段とは、次のような内容のことです。

・目標:あなたが目指している到達地点
・課題:目標に向けて、今のあなたに足りない部分
・手段:今のあなたに足りない部分を補うための英語学習法

例えば英語ペラペラを目標にして、語彙力不足が課題だから単語や表現をインプットする、文章構築が遅いのが課題だから瞬間英作文をする、というように、目標・課題・手段は必ずセットです。

目標とミスマッチした課題を設定したり、課題とミスマッチした手段で英語学習を続けても時間の無駄で、まったく効果ゼロとは言わずとも効果は低いです。

時間の無駄になる学習法を避けるための4つのポイント

では、せっかくの英語学習が無駄にならないようにするにはどうしたら良いでしょうか?

僕が考える、英語学習の時間の無駄を避けるためのポイントは次の4つです。

時間の無駄になる学習法を避けるための4つのポイント
  1. 英語で上達していく道のりを描く
  2. 課題に合ったトレーニングを選ぶ
  3. トレーニングの意図を意識して実践する
  4. まずは必要最低限のクリアを目指す

英語で上達していく道のりを描く

時間の無駄になる学習法を避けるためのポイントの1つ目は「英語上達していく道のりを描く」です。

先ほどの解説で、学習が時間の無駄になる理由として、目標・課題・手段がセットになっていないというものがありましたが、それに対して目標と課題をセットにする対策です。

分かりやすく登山で例えると、英語ペラペラが目標=山頂として、山頂までどういうルートを辿るか、その道のりを考えましょうということです。

とりあえず歩いてみたけど山頂にたどり着かなかった…とならないよう、山頂までの道(英語上達していく道のり)を、登り始める前にしっかり描きましょう。

次の記事で、「英語ペラペラ」という目標を分解して、逆算して道筋を立てていく方法を解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

課題に合ったトレーニングを選ぶ

時間の無駄になる学習法を避けるためのポイントの2つ目は「課題に合ったトレーニングを選ぶ」で、今度は課題と手段をセットにする対策です。

山頂へのルートが決まったら、今のあなたの現在地からそのルートを進んでいく上で必要になることを考えます。

極端な例で言うと、橋のない大きな川を渡るルートであれば、そのための装備と泳力が必要になりますよね。

このように課題に合った準備(トレーニング)を選ぶには、今のあなたに足りないもの(課題)は何か?という分析がとても重要になります。

次の記事で、課題の特定方法とトレーニングメニューの決め方について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

トレーニングの意図を意識して実践する

時間の無駄になる学習法を避けるためのポイントの3つ目は「トレーニングの意図を意識して実践する」です。

適切な課題を設定して、トレーニングメニューも選んだのに、トレーニングのやり方が間違っていては効果が期待できません

トレーニングメニューにはそれぞれ鍛える「意図」があり、意図を意識して実践することが重要です。

意外かもしれませんが、実はこれは筋トレによく似ています。(詳しくはこちらの記事で)

まずは必要最低限のクリアを目指す

時間の無駄になる学習法を避けるためのポイントの4つ目は「まずは必要最低限のクリアを目指す」です。

英語習得のためにやることは非常に多く、あれもこれも全部を完璧にやるのはなかなか困難ですよね。

でもすでに解説したように、英語でコミュニケーションが取れるようになるのに、ネイティブ並みにすべてが完璧である必要はありません

まずは「最低限これくらいあればOK」というラインをクリアすることを目標にしましょう

たとえば文法であれば、こちらの記事で解説しているように中学英文法をしっかりマスターするのが必要最低限のラインです。

まとめ

この記事では、英語学習が時間の無駄になってしまう理由と、時間の無駄を避けるための4つのポイントについて解説しました。

今あなたがどんな学習をするべきかを特定できれば、英会話スクールや英語コーチングに高いお金を払わなくても、独学で英語は習得可能です。

そのために必要なのは、適切な学習法や教材を選んで、正しい方法で学習することです。

次の記事で、その具体的な手順について解説していますので、この記事とあわせてぜひ参考にしてくださいね!

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