【完全ガイド】英語上達のロードマップ

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「日本にいるうちは英語は上達できない!」
「帰国子女でもない純日本人には英語習得は無理だ!」

日本人の英語学習についてこんな話を聞いたことはありませんか?

いくら英語を学習しても上達しない日本人が多いので、こんな話が出回っているのだと思いますが、決してそんなことはありません。

彼らが挫折してしまう原因は、上達までの道のりが分からないからであったり、単に準備不足だからということが多いです。

つまり、上達への道のりを理解して、適切な準備をして取り組めば、海外経験のない純日本人でも英語習得は可能です。

そこでこの記事では、英語の習得に向けた道のり(ロードマップ)と、上達に向けた準備について解説します。

これから英語学習を始める人や、英語学習をしているのに伸び悩んでいる人は、このページをいつでも見れるようブックマークして、最後までチェックしてくださいね!

このブログの管理人はこんな人
  • 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
  • もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
  • 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
  • ドイツに研究留学して博士号取得、2024年から海外駐在へ
  • 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
目次

まずは学習の全体像を学ぼう:英語上達ロードマップ

プランを立てる

英語習得を目指す上で、学習の全体像を学ぶことはとても重要です。

「英会話 上達 方法」で検索すると、いろいろな英会話上達の方法がヒットしますよね。

どれだけ勉強しても英会話がなかなか上達しなかった頃の僕は、それらを手あたり次第、次々と試していました。

振り返ってみると、その中には効果が大きかった練習法や、もっとやり方を工夫して取り組むべきだった練習法、また正直言って必要なかった練習法もあります。

何をどのようにやればよいのか、上達への道のり(全体像)の知識がなかったため、いろいろ遠回りをしてしまいました。

道のりが分からないまま、行き当たりばったりで進む僕は、まるでカーナビなしで車を運転して目的地を目指しているような状態でした。

学習の全体像を学ぶことは、ナビを手に入れることです。

まずは学習の全体像を学び、あなたがこれから歩む道のり知ることから始めましょう。

このブログが、あなたの英会話上達までの道のりをサポートする「ナビ」になります。

英語習得に向けた3つの準備

英語の上達が難しいと挫折してしまう人の多くに共通しているのは「準備不足」です。

僕も事前の準備不足が原因で、過去に2度、英会話上達に挫折したことがあります。

でも、しっかり準備をして臨んだ3度目の挑戦では、1年後には自分の言いたいことを言え、相手の言っていることも瞬時に理解できるようになりました。

僕自身が英会話初心者から上達してきた道のりを振り返った今、これから英会話習得を目指す初心者におススメするのは、まず次の3つの準備をすることです。

英会話を習得するための3つの準備
STEP
目標を定める

ナビに目的地を入力し、見失わないようにする

STEP
現在地を把握する

ナビにGPSを搭載し、常に現在地を知る

STEP
心の準備をする

長期戦になることを予め理解しておく

準備①:目標を定める

英会話を上達するための準備の1つ目は「目標を定める」です。

英会話がなかなか上達しなかった頃の僕には具体的な目標がなく、ただなんとなく

上司に言われたから勉強しておくか・・・

というぼんやりとした動機だったので、見事に2度挫折しました。

しかし3度目の挑戦での僕には

留学での経験値を最大にするため、
日本にいるうちに英会話を習得する!!

という目標がありました。(⇒詳しいエピソードはこちら

具体的な目標を持っていた僕は、今度こそ挫折することなく英会話力上達を果たし、自信をもって留学に飛び立てるまでに成長しました。

目標は、ナビでいうと目的地です。

例えば目的地が「東の方」というざっくりとした状態では、どれくらい東にいけばゴールなのか、わかりませんよね。

現在地が大阪だとすると、名古屋かもしれませんし、東京かもしれません。

目標設定をすることは、ナビに目的地を入力し、目指す場所を見失わないようにすることなので、とても大事です。

英語学習を途中で挫折してしまう人は、この目標設定をやっていないことが多く、非常にもったいないと思います。

これから英語学習を始める人も、英語学習をしているのに伸び悩んでいる人も、目標設定をしっかり行うようにしましょう。

次の記事で、目標設定のコツを詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

準備②:現在地を把握する

英会話を上達するための準備の2つ目は「現在地を把握する」です。

具体的には、TOEICなどのテストを通して、自分の現在の英語力を測ることです。

現在地は、ナビでいうGPSのようなものです。

自分の現在地が分からないと、目的地までどれくらい距離があるか分かりませんし、所要時間も読めません。

英会話も同じように、まずは学習前に自分の現在の英会話力を測ることで、①で決めた目標地点までの距離感を測りましょう。

距離感が分かると、あなたが目指す目標までどれくらいの時間がかかりそうか見積もることができ、心の準備ができます。

また、GPSがあることで、英会話学習を始めたあとの挫折防止にも役立ちます。

英会話が上達せずに挫折する人の多くは、

どれだけ勉強しても上達した気がしない…

ということに嫌気が差して挫折します。

いくらナビがあっても、出発からどれくらい進んだか分からない状態で車を運転するのは、運転手としては不安ですよね。

ところがGPSがあると、目的地に向かっている間も常に自分の位置が把握でき、進んでいることが分かります。

英会話でも同じように、定期的に英語力の進捗を測ることで、自分のレベルアップを知ることができます。

学習を始める前だけでなく、学習を始めてからも、自分が今どのレベルにいるのか、現在地を定期的に測りましょう。

次の記事で、現在地を把握するための方法を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

準備③:心の準備をする

英会話を上達するための準備の3つ目は「心の準備をする」です。

心の準備不足で、上達が実感できず挫折してしまう英会話学習は多数います。

英会話上達は今日明日の短期間で成し遂げられるものではなく、時間がかかるということをまず知っておく必要があります。

特に英会話学習を始めた初期は、どれだけ学習しても上達を感じにくい苦しい時期が続きます。

しかし地道に学習を続けると、ある時点から急に伸びてくることを実感できます。

この点に到達するまで3ヶ月~半年はかかるので、最低でも3ヶ月、できれば半年は続けましょう。

このような心の準備を、学習前からしておくことで、途中で挫折しにくくなります。

次の記事で、心の準備の仕方詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

「英会話ができる状態」について考えてみよう

ここまでは、英語学習を始める前の準備について解説しましたが、ここから先は具体的な英語学習のプランの立て方について解説していきます。

学習プランを立てる上で重要になるのが、そもそも「英会話ができる」とはどういう状態か?ということです。

僕が考える答えは、以下の通りです。

英会話ができる状態=「単語」「文法」「発音」の3要素を使ったキャッチボールを素早く繰り返せる状態

話すこと(スピーキング)も聞くこと(リスニング)も、その要素を分解していくと結局『単語』『文法』『発音』の3つで成り立っています

それら3要素を使って、「素早く文章を作って発声する」「聞き取って瞬時に理解する」というやりとりを繰り返しているのが英会話なのです。

これを言い換えると、「英会話ができる状態」を実現するには、次のことができるようになるよう、練習すればよいのです。

「単語」「文法」「発音」の3要素を駆使して、素早く文章を構築して発声する(スピーキング)
「単語」「文法」「発音」の3要素を駆使して、音から意味を素早く理解する(リスニング)

なお次の記事で、「英会話ができるとはどういう状態か」についてより詳しく解説しているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

具体的な英語学習プランの立て方

効率よく英語を上達するには、正しい知識に基づく「学習プラン」が必要です。

学習プランは、ナビで言えば目的地までのルートです。

GPSを搭載したナビでも、目的地と現在地を入力すると、推奨ルートがいくつか出てきます。

出てくる推奨ルートは、例えば高速道路を使うか使わないか、渋滞を避ける迂回ルートを通るかどうか、など数パターン提示されますよね。

もちろん金額や所要時間も、選ぶルートによって変わります。

英会話の学習プランも同じように、推奨ルートはあなたの状況(使える時間やお金、目標までの距離)で変わります。

学習を始める前に、あなたの状況にあった学習プランをしっかり立てておくことが、迷いや挫折なく目的地に向かうために重要です。

英語学習プランの立て方3ステップ

実際に日々学習するプランは、先ほど解説した「英会話ができる状態」の考え方に沿って、①基礎練習・②応用練習・③実践練習の3ステップに分けて計画を立てるのがおススメです。

英語学習プランの3ステップ
  1. 基礎練習
    • 単語練習
    • 文法練習
    • 発音練習
  2. 応用練習
    • 瞬間英作文
    • シャドウイング
  3. 実践練習
    • 英会話レッスン
    • その他

これらの関係性を図解にすると、次のようになります。

この図に示すように本番の英会話は、単語・文法・発音の基礎練習に支えられ、それら基礎を使いこなす応用練習と実践練習の上に成り立っています

部活動でも、毎日のように基礎練習や応用練習を積み重ね、練習試合のような実践練習で日々の練習の成果を試して、本番の試合や大会に臨みますよね。

英会話学習も部活も、全体像が似ているということがお分かりいただけましたでしょうか?

これから、それぞれの練習について詳しくお話ししていきます。

基礎練習編

基礎練習では、もっとも重要な3要素である単語・文法・発音をトレーニングします。

先程の図で見た通り、基礎練習は英会話学習のすべてを支える土台です。

どのような部活動でも、上達のために基礎練習は欠かさずやりますよね。

基礎練習は本当に地味ですが、上達する人はこの地味なトレーニングを欠かさずやっています。

英会話も同じく、上達のためには基礎練習は非常に重要で、ずっと継続することが大事です。

でも、多くの日本人は中学校3年間と高校3年間、あるいは更に大学でも英語を学んでおり、一通りの基礎は習っています。

そして日常英会話で必要な知識は、実はそのほとんどが中学校で習う程度のものなのです。

そこで初心者には、まずは基礎練習として中学レベルの基礎をマスターすることを第一目標にするのをおススメします。

次の記事で、基礎練習の内容と方法について詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

応用練習編

応用練習では、基礎練習で鍛えた単語・文法・発音を、より実践会話に近い形でスムーズに使いこなす練習を行います。

先程の図で見た通り、応用練習は土台である基礎練習の上に位置付けられます。

どのような部活動でも、基礎練習だけでは試合には臨みませんよね。

特定の状況を想定して、より実践に近い形での練習を行います。

英会話も同じで、基礎練習で積み重ねてきた基礎力を実践で発揮できるよう、素早く繰り返すトレーニングを行います。

応用練習は、具体的には「瞬間英作文(スピーキング用)」と「シャドウイング(リスニング用)」の2つからなります。

次の記事で、応用練習の内容と方法について詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

実践練習編

実践練習では、基礎練習、応用練習の成果を試して経験値を積むトレーニングをします。

どのような部活動でも、基礎練習や応用練習だけでは本番の試合には臨みませんよね。

練習試合のような形で、ほぼ本番という形での実践的な練習を行います。

英会話も同じで、基礎練習と応用練習で積み重ねてきた力を発揮できるよう、実践練習を通じて経験値を上げていきます。

英会話トレーニングにおける実戦練習としては、初心者には金銭的・心理的ハードルの低さからオンライン英会話をおススメします。

早い段階で英会話に慣れておき、「英会話に対する恐怖心」をなくしておくことが、上達への近道です。

次の記事で、実践練習の内容と方法について詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

まとめ:本気で上達したい人は準備をしっかりと

今回は、英語を上達するための準備方法と学習プランの全体像について解説しました。

英語の上達が難しく、挫折する人が多いと言われる最大の原因は「準備不足」です。

でも安心してください、逆に言えばしっかり準備をすれば英語は必ず上達するので、このページのロードマップを意識して日々の学習計画を立ててくださいね。

なおこのブログでは、英語を効率的に習得して人生を豊かにするための情報やノウハウを発信しています。

次の記事で、英語習得に向けた5ステップを解説しているので、これから英語習得を目指す人や、英語の勉強の仕方に迷いがある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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