英語を話せるようになりたい社会人のための5ステップ

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仕事で英語が必要になった!でも何からどう学習したらいいか分からないし、勉強する時間もないよ…

このような状況に遭遇し、学生時代にもっとやっておけばよかったなぁ…と後悔している社会人、多いんじゃないでしょうか。

僕自身も同じ経験をしたので、その気持ちはとーってもよく分かります^^;

でも安心してください、今からでも遅くはありません!社会人になってからでも英語習得は可能です。

社会人が英語を習得するには、忙しい中でも効果をあげるための「戦略」と「効率」がとても重要です。

この記事では、英語を話せるようになりたい!という社会人向けに、話せるようになるまでの5つのステップと学習計画の立て方について解説します。

最短で英語を習得したい人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

このブログの管理人はこんな人
  • 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
  • もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
  • 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
  • ドイツに研究留学して博士号取得、2024年から海外駐在へ
  • 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
目次

英語を話せるようになりたい社会人のための5ステップ

日々忙しい生活の中で、英語を習得したいけどあまり長い時間をかけられないよ、という人は多いと思います。

できるだけ効率よく、挫折しないようにするために、次の5つのステップで学習をすすめることをおススメします。

話せるようになるための5ステップ
STEP
「英語をこれくらい話せるようになりたい」と具体的にイメージする

得意なトピックを1つ選んで、あなたが実際に話している姿を想像しましょう

STEP
話せるイメージと、今のあなたのギャップを分析する

あなたの今の実力を、基礎力・応用力・実践力に分けて分析して、足りないポイントを特定しましょう

STEP
課題を特定して、トレーニングメニューを決める

Step2で特定した課題に合ったトレーニングメニューを決めましょう

STEP
話せるようになるまでトレーニングを続ける

成長を実感できるようになるまで、1つのトピックで繰り返しトレーニングしましょう。ここが最も大変なポイントです。

STEP
話せるトピックを広げていく

1つのトピックで十分話せるようになったら、その後は話せるトピックを徐々に広げていきましょう。

①「英語をこれくらい話せるようになりたい」と具体的にイメージしよう

英語を話せるようになりたい社会人のための5ステップ、1つめは「『英語をこれくらい話せるようになりたい』と具体的にイメージしよう」です。

英語を話せるようになりたい!と思い立って、とりあえず参考書を買ったりしていませんか?

いきなり行動を始める前に、必ずあなたにやって欲しいことがあります。

それは、あなたが目指そうとしている「話せる状態」を具体的にイメージしてみること、つまり目標を具体的に決めることです。

なぜかというと、目標を具体的に決めることで次のような効果が期待できるからです。

・どんなトレーニングが必要かがクリアになる
・学習を続けるモチベーションになる

実際、僕の周りで英語を習得した人に、目指していた目標を聞いたところ、

・同じ部署の〇〇さんくらい話せるようになって、海外とのWeb会議で発言できるようになりたい
・YouTuberの□□くらい話せるようになって、外国人の友達を作ってバーに飲みに行きたい

といったように、とても具体的な目標を持っていたことが分かりました。

一方で同じ質問を、英語を挫折した人にも聞いてみたところ、ほぼ全員が具体的な目標を持っていませんでした。

具体的な目標を持っていないと、モチベーションが続かず挫折しやすいのです。

あなたもこうなってしまわないよう、「これくらい喋れるようになりたいな」というイメージを、できるだけ具体的に固めましょう。

目標設定のコツは「話したいトピックをまず1つに絞る」こと

目標設定にはコツがあり、それは「話したいトピックをまず1つに絞る」ことです。

例えば「外国人に日本のおススメ観光スポットを紹介する」など、あなたが実際に遭遇しそうな英会話の場面を想定して、そこで話しそうなトピックに絞ってください。

そうすることで、次のような効果が期待できます。

・使う単語や表現の数が限られるので、トレーニングがしやすい
・成長を早く実感できて、モチベーションに繋がって好循環が生まれやすい

もしあなたがネイティブのように何でも英語で喋れるようなレベルを目指したくても、まず最初は1つのトピックに絞ってスタートするのをおススメします。

最初からネイティブ並みを目指してトピックを絞らないと、苦手なトピックになった時に

あぁ話せない…自分の英語は全然ダメだ

といったように自信喪失して挫折に繋がってしまいます

でも考えてみてください、英語じゃなくて日本語だったら、あなたはどんなトピックでも会話できるでしょうか?

日本語でも話しにくい「苦手なトピック」は誰にでも必ずありますよね。

僕の場合は政治や音楽、アートなどは、日本語でも会話が続かないので苦手なトピックです。。

すべてのトピックで話せることを目指す前に、まずは1つ「この話題で話せるようになろう!」と思える、あなたの得意なトピックを選んでください。

1つのトピックで話せるようになると、「自分にもできた!」と自信に繋がります。

こうして得られたモチベーションを原動力にして、対応できるトピックを広げていくという戦略です。

②話せるイメージと、今のあなたのギャップを分析しよう

英語を話せるようになりたい社会人のための5ステップ、2つめは「話せるイメージと、今のあなたのギャップを分析しよう」です。

あなたの目標が具体的にイメージできたら、次に「今のあなたはどのような状況か?」を分析してみましょう。

目標と、今のあなたの状況が分かれば、その「差」が見えてきますよね。

この「差」こそが、あなたがこれからトレーニングを頑張って埋めていく部分、つまり課題になります。

ではどのように今のあなたの状況を分析すればよいか、そのコツは次の2つです。

今のあなたの状況を分析するコツ
  1. 要素は「基礎力」「応用力」「実践力」に分ける
  2. それぞれの要素について必要最低限の力があるかチェックする

分析のコツ①:要素は「基礎力」「応用力」「実践力」に分ける

今のあなたの状況を分析するコツの1つ目は「要素は『基礎力』『応用力』『実践力』に分ける」です。

どんな言語でも結局、会話は「単語を並べて発する」という作業の素早いキャッチボールです。

これをもう少し細かく分解していくと、必要な要素は次のように「基礎力」「応用力」「実践力」に分けられます。

<会話に必要な要素>
「基礎力」:①単語(語彙)力、②文法力、③発音力
「応用力」:①素早く文章を組み立てる力(スピーキング)、②音から素早く意味を理解する力(リスニング)
「実践力」:本番の会話で実力を発揮する力(場慣れ)

分解したこれらの要素ごとにチェックしていくと、今のあなたの状況の網羅的に分析できます。

ちょっと待って、英会話を分解したらなぜこうなるの??
あまりピンと来ないな…

と思った人もいると思います。

次の記事で、英語ペラペラを目指すための道のりの立て方について詳しく解説しているので、しっかり理解したい方はぜひチェックしてみてくださいね。

分析のコツ②:それぞれの要素について必要最低限の力があるかチェックする

今のあなたの状況を分析するコツの2つ目は「それぞれの要素について必要最低限の力があるかチェックする」です。

先ほど分解した要素は、すべてパーフェクトである必要はなく、「最低限これくらいあればOK」というラインがあります。

次に示すチェックリスト形式で、各要素についてあなたの状態をチェックしていきましょう。

基礎力のチェック

基礎力のチェックリスト
  • 文法:中学英語レベルの文法を一通り理解している
  • 単語:話したいトピックで必要な単語を覚えている
  • 発音:外国人に意味が通じるレベルの発音ができる

英文法は、中学英語で習う範囲で実際の英会話の9割以上をカバーできるとも言われているので、まずは中学英文法を一通り理解できるレベルを目指せばOKです。

また単語は、語彙力は多ければ多いほど良いのですが、覚えだすとキリがありませんよね^^;

なのでここでは、目標に設定したトピックで使うものだけに絞って覚えていれば最低限OKなラインとしています。

応用力のチェック

応用力のチェックリスト
  • スピーキング:イメージしたことを、素早く文章にして喋れる
  • リスニング:聞いた音を、素早くイメージに変換して理解できる

多くの学習者は、この応用力のどちらか、または両方が課題になると思います。

どちらも学校の英語教育では重視されてこなかったので仕方がありません、自分を責めずに分析を続けましょう!

実践力のチェック

実践力のチェックリスト
  • 基礎力や応用力を、本番の会話で発揮できているか?

簡単に言うと「場慣れしているか?」というチェックです。

基礎力も応用力もあるからあとは場慣れするだけ、であればとても上達は速いのですが、そういう人はレアケースで、多くの場合は応用力とセットで課題になると思います。

③課題を特定して、トレーニングメニューを決めよう

英語を話せるようになりたい社会人のための5ステップ、3つめは「課題を特定して、トレーニングメニューを決めよう」です。

先ほど解説したように、要素に分けて分析していくと

基礎力はあるけど、文章を作るのに時間がかかるんだよな…
なるほど、僕の課題はスピーキング力だね。

といったように、あなたの課題が見えてくるはずなので、あとはそれを補うためのトレーニングをすればよいのです。

あなたの課題に応じて、次のようにトレーニングメニューを組み立てていきましょう。

基礎力に課題がある場合

文法力に課題がある

単語をどう並べたらいいのか分からない…
英文を見てもなぜこの語順なのか、理解が追い付かない…

このような時は、文法がしっかり理解できていないことが課題なので、まずは中学レベルの文法を使いこなせるように復習しましょう。

既に解説したように、英文法は中学英語で習う範囲で実際の英会話の9割以上をカバーできるとも言われているので、まずは中学英文法を一通り理解できるレベルを目指せばOKです。

教材としては「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」が、中学英語までの文法を1冊でカバーできて、社会人の学び直しにおススメです。

単語力に課題がある

目標に決めたトピックで使う単語があまり思い浮かばないな…
「これ英語でなんて言うんだろう?」ってなることが多いな…

このような時は単語(語彙)力が課題なので、あなたが目標に決めたトピックで使う単語をしっかり覚えて、使えるレベルまで身に付けましょう。

残念ながら近道はなく、自在に使えるようになるまで何度も繰り返し学習して覚えるしかありません。

あなたが目標に決めたトピックで使う単語が並んでいる教材を探すか、自分でリストを作成するといった方法で学習を進めましょう。

なお、単語の意味だけでなく発音もセットで覚えると、学習効率が上がるのでおススメです。

発音力に課題がある

文章としてはおかしくないはずなのに
外国人にうまく伝わらないんだよなぁ…

このような時は発音力が課題なので、あなたの意図する英語を正しく聞き取ってもらえるよう発音トレーニングが必要です。

「単語力に課題がある」で解説したように、選んだトピックで使う単語を覚える時に、発音もセットで覚えるのが効率的でおススメです。

でも実際は単語を並べて文章にした時に、前後の単語の関係性から音が繋がったり消えたりと、発音が変化することがあります。

ここではまずは基礎知識として、どういったときに音が変化するか、ルールを学ぶことから始めましょう。

教材としては、一通りのルールを丁寧に解説している「英語耳」がおススメです。

応用力に課題がある場合

リスニング力に課題がある場合

リスニングになると理解が追い付かないんだよな…
スクリプトを見ると理解はできるんだけど

リスニングが追い付かないよ、という場合は、まずは「スクリプトを見たら理解できるかどうか」をチェックしましょう。

スクリプトを見たら理解できる場合は、リスニングの処理速度が追い付いていないことが課題なので、処理速度を上げるトレーニングをしましょう。

スクリプトを見ても理解できない場合、単語力か文法力の方に課題があるので、そちらを参照してくださいね。

リスニングの処理速度を上げるには、シャドーイングというトレーニングがおススメです。

高負荷ですがその分とても効果的なトレーニング方法で、次の記事で解説していますので、ぜひチェックしてくださいね。

スピーキング力に課題がある場合

文章を作るのに時間がかかっちゃうんだよな…
時間があればちゃんと文章を作れるんだけど…

瞬時に文章を作れないよ、という場合は、まずは「時間をかけたら作れるかどうか」をチェックしましょう。

時間をかけたら作れる場合は、スピーキングの瞬発力が低いことが課題なので、瞬発力を上げるトレーニングをしましょう。

時間をかけてもうまく作れない場合、単語力か文法力の方に課題があるので、そちらを参照してくださいね。

スピーキングの瞬発力を上げるには、瞬間英作文というトレーニングがおススメです。

これもシャドーイング同様、高負荷ですがその分とても効果的なトレーニング方法で、次の記事で解説していますので、ぜひチェックしてくださいね。

実践力に課題がある場合

基礎力も応用力も十分あるはずなのに、本番の会話になると急に喋れなくなるんだよなぁ…

こんな時は、あなたの力を本番で発揮できていない実践力が課題なので、数をこなして場慣れしていきましょう。

できるだけ話す機会を多く作るのが近道なので、オンライン英会話などコスパの良いサービスを利用するのがおススメです。

部活で言うと、練習試合を多くこなすイメージです。

④1つのトピックで話せるようになるまでトレーニングを続けよう

英語を話せるようになりたい社会人のための5ステップ、4つめは「1つのトピックで話せるようになるまでトレーニングを続けよう」です。

あなたの課題が特定できたら、あとはその課題をクリアするためのトレーニングを続けるのみです。

残念ながらトレーニングなしに英語上達する方法はありません、モチベーションを保って継続していきましょう!

多くの学習者が、学習を続けてもなかなかその効果を実感できずに挫折してしまいます。

でもこの記事で解説している方法では、成長スピードを速く感じられるように、トピックを1つに絞っていますし、分析をしっかり行って課題を特定しています。

なので、「なんか最近喋れるようになってきた気がする!」と成長を感じるタイミングが比較的早くやってきます。

この「最初に成長を感じるまで」が最も大変なステップなので、あなた自身の成長を感じられるまでは諦めずに必ず続けてくださいね。

成長の速さには個人差がありますし、特定した課題にもよりますが、少なくとも3か月は継続しましょう。

⑤話せるトピックを広げていこう

英語を話せるようになりたい社会人のための5ステップ、最後は「話せるトピックを広げていこう」です。

目標に設定した1つのトピックで十分話せるようになったと感じたら、晴れて好循環の入り口に到達です。

その後は話せるトピックを徐々に広げていくために、単語や表現を発音とセットで学んで使えるようにしていきましょう。

文法力は既に習得済みですし、応用力の土台もできているので、ここからは成長を感じるスピードが更に速くなって

学習する
 ↓
成長を感じる
 ↓
モチベーションに繋がって更に学習する

という好循環が生まれ、リズムに乗ることができます。

なので、繰り返しになりますが、「最初に成長を感じるまで」が最も大変なステップなので、あなた自身の成長を感じられるまでは諦めずに必ず続けてくださいね。

必要なトレーニングがすべて入ったおススメ教材

この記事で解説した基礎力・応用力・実践力のうち、課題が1つだけという人はなかなか少なく、多くの学習者は課題が複数出てくると思います。

それぞれの課題ごとに教材を使い分けるのは面倒ですし、そもそもどんな教材を選んでいいか分かりませんよね。

でも実は、すべての要素のトレーニング機能が集約された、オールインワンの質の高い教材があります。

それは「スタディサプリ×ネイティブキャンプの英会話セットプラン」です。

基礎力:文法や発音を動画で学べる上に、単語帳機能もある
応用力:シャドーイングや瞬間英作文のトレーニング機能がある
実践力:ネイティブキャンプのオンライン英会話がセットになっている

と、この教材1つで、しかもスマホだけで全てが完結するというまさにオールインワン。

他にもちょっとしたスキマ時間に学習できるコンテンツも充実していて、電車の待ち時間なども有効に活用できます。

「この教材だけ持っておけばとりあえずOK」と言える、忙しい社会人に特におススメの教材です。

次の記事で「スタディサプリ×ネイティブキャンプの英会話セットプラン」について詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

この記事では、英語を話せるようになりたい!という社会人向けに、効率よく上達するための5つのステップについて解説しました。

学習に取り組む前の「戦略」がとても重要で、挫折しないよう、速く成長を感じられるように効率的に進めるのが効果的です。

あなた自身が成長を実感できる日を目指して、一歩ずつ進んでいきましょう!

話せるようになるための5ステップまとめ
STEP
「英語をこれくらい話せるようになりたい」と具体的にイメージする

得意なトピックを1つ選んで、あなたが実際に話している姿を想像しましょう

STEP
話せるイメージと、今のあなたのギャップを分析する

あなたの今の実力を、基礎力・応用力・実践力に分けて分析して、足りないポイントを特定しましょう

STEP
課題を特定して、トレーニングメニューを決める

Step2で特定した課題に合ったトレーニングメニューを決めましょう

STEP
話せるようになるまでトレーニングを続ける

成長を実感できるようになるまで、1つのトピックで繰り返しトレーニングしましょう。ここが最も大変なポイントです。

STEP
話せるトピックを広げていく

1つのトピックで十分話せるようになったら、その後は話せるトピックを徐々に広げていきましょう。

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