僕はこのブログで、「英語系会社員2.0」という生き方を発信しています。
一体何なのか、簡単に言うと英語を武器にして自分ならではの理想のキャリアを築いていく会社員の生き方です。
僕自身も社畜のような会社員生活を経験して、そこから脱却しようと英語を習得して、海外留学を経て「海外業務」という強みを持つことができました。
今では世界の顧客を相手にビジネスするようになり、自分ならではのキャリアを歩むことができています。(⇒詳しくはプロフィール記事で)
過去を振り返っても、そして今後を考えても、英語はあなた独自のキャリアを築いていくのにとてもおススメだと思います。
この記事では、これから英語を習得したい方、キャリアアップを目指す方に向けて次の3つを解説します。
- 英語系会社員2.0とは?
- 英語系会社員2.0になるデメリット・メリット
- 英語系会社員2.0を目指す時の注意点
- 英語で海外相手にビジネスするJTC開発職サラリーマン
- 社畜生活で不眠症を経験、自分を変えるべく英語学習を開始
- 純ジャパ・海外経験なしでも国内で英語を習得、TOEIC950点
- ドイツに研究留学しPh.D.取得、2024年から海外駐在(予定)
- 英語でキャリアを切り開く人を増やしたい!
英語系会社員2.0とは?
英語系会社員2.0とは、英語を武器にして自分独自のキャリアを築いていく新しい会社員の生き方です。
英語系会社員1.0
TOEICなど試験では高得点を取れるのに、英語は話せないよ~という日本人は本当に多いですよね。
最近では英語を学習する会社員も増え、僕の周りでもTOEIC高得点者が増えてきたなと思いますが、以下の点は彼らにほぼ共通しています。
・TOEICの勉強は頑張っているけど英会話は苦手、点数はあくまで資格みたいなものと思っている
・英語を使う業務には抵抗がある(特にリーディング以外全般、特にスピーキング)
・キャリアの独自性がない
つまり「TOEICは高得点だけど英語は話せない、実務では使えない」というパターンです。
当ブログでは、このような会社員を英語系会社員1.0と定義します。
YouTubeや書籍でスコアアップ対策が浸透してきたこともあってか、日本人のTOEIC平均点は年々上昇しており、このような人は既に多く存在しています。
これは「EF EPI (English Proficiency Index) 英語能力指数」による調査結果で、日本人の英語力が、英語を母国語としない世界111の国と地域の中でなんと80位とランク付けされていることと無関係ではないでしょう。
あなたにはその仲間入りをして欲しくないのです。
英語系会社員2.0
これとは対照的に、以下のような特徴を持つ会社員を、このブログで目指す英語系会社員2.0と定義します。
・英語を「使える」レベルで習得している
・英語を活かした業務や海外出張もこなす(中には海外駐在する人も)
・専門性と英語を掛け合わせて、独自のキャリアを築いている
翻訳ソフトやChatGPTなどの技術が進化してきた今、ただ単に「英語を扱える力」の重要性は低下していきます。
これから本当に必要なのは英語を使ってコミュニケーションを取る力、つまり英語を「知っている」状態から「使える」状態に昇華させることです。
そして英語を使ったコミュニケーション力と、あなたのもともとの専門性とを掛け合わせると、あなた独自のキャリアを築く道が開けます。
英語系会社員2.0は、このような英語を武器にして自分独自のキャリアを築いていく会社員を目指していきます。
なぜ英語なのか?
一昔前はエクセルやワードなどのPCソフト、今ではプログラミングなど、時代によって注目を集めるスキルは移り変わっていきます。
一方で英語はこれまでもずっと注目を浴びてきていますし、グローバル化が進んだ今でも必要とされていますよね。
僕は、これから会社員が身につけるスキル(武器)としても、英語はとてもおススメだと考えています。
その理由は次の2つです。
- これからも今後も強い武器になるから
- 昇進や転職で有利に働くから
英語は今後も言語として存在し続けますし、スキルとして不要になることはない上に、特に英語コミュニケーション力の重要性は更に増していくと考えています。(⇒詳しくはこちらの記事で)
あなたが英語を習得していれば、どのような時代でもあなた自身の武器にすることができますし、多くの企業で昇進や転職でも有利に働きます。
中長期的にも重宝されるスキルとして、英語を習得することをおススメします。
英語系会社員2.0を目指すデメリット
英語系会社員2.0を目指す場合、どんなデメリットがあるでしょうか?
そのデメリットは、大きく分けて次の2つです。
- 英語習得には時間と労力がかかる
- プログラミングスキルほどの即効性はない
英語習得には時間と労力がかかる
英語のような言語習得は短期間でできるものではなく、どうしても時間と労力がかかります。
一方で、長い時間と労力がかかるからこそ、誰もが習得できるものではなく、習得した人の希少性が高いとも言えます。
プログラミングスキルほどの即効性はない
今はプログラミングスキルの需要が非常に高く、転職市場での価値はとても高いですが、英語スキルにはそれほどの高い需要はなく、即効性はありません。
代わりに需要は長く続くので、即効性がないが一生もののスキルと考えましょう。
英語系会社員2.0になるメリット
では逆に、英語系会社員2.0になると、どんなメリットがあるでしょうか?
そのメリットは、大きく分けて次の2つです。
- 海外関連業務を担当できる
- 海外出張や海外駐在など、独自のキャリアの可能性が広がる
海外関連業務を担当できる
グローバル化が進んだ今、どんな業種でも基本的に海外に関連する業務は発生しますので、英語を使う場面は出てきます。
あなたが海外関連業務を担当させてもらえると、次のような好循環が生まれます。
⇒海外関連業務を任される
⇒仕事しながら実務で使う英語を学べる
⇒会社(上司)の信頼を得られる
⇒また次の海外関連業務を任される
海外出張や海外駐在など、独自のキャリアの可能性が広がる
僕自身も、独学で英語を使えるようにトレーニングしたことを評価してもらえて、会社の海外留学に応募することができました。
また、留学から戻ったあとも海外出張の機会が多くありますし、これから海外駐在にも行く予定です。
いずれも、英語系会社員1.0のままでは成し遂げられなかった、自分ならではの独自のキャリアです。
英語系会社員2.0を目指す時の注意点
この記事で解説している英語系会社員2.0を目指すには、戦略の理解が重要です。
日本の会社員の世界ではTOEICスコアが今でもとても有効なので、このブログでもTOEICを指標として使いながら、英語系会社員2.0を目指してステップアップする方法を紹介しています。
しかし、TOEIC高得点を目指すことが目的ではないとご理解ください。
日本人の英語学習者は、TOEIC高得点を目指して勉強し続けた結果、話せないままの人(=英語系会社員1.0)がとても多いです。
なぜTOEICはあくまで指標で、TOEICを指標にしながらステップアップしていくという戦略の全体像を最初に理解してくださいね。
まとめ
この記事では、この記事では、これから英語を習得したい方、キャリアアップを目指す方に向けて、英語系会社員2.0という生き方とそのデメリット・メリット、注意点について解説しました。
このブログで目指したい英語系会社員2.0を、巷に溢れる英語系会社員1.0と対比すると次の通りです。
英語系会社員2.0 | 英語系会社員1.0 |
---|---|
英語を「使える」レベルで習得している 英語を活かした業務や海外出張もこなす 専門性×英語力で独自のキャリアを築いている | TOEICの勉強は頑張っているけど英会話は苦手 英語を使う業務には抵抗がある キャリアの独自性がない |
英語は習得に時間と労力はかかりますが、普遍的に必要で、習得した人の希少性は高いという特徴を持っています。
一生もののスキルとして習得し、自分ならではのキャリアを築く英語系会社員2.0を目指して一緒に頑張りましょう!
次の記事で、特に会社員向けに特化した、英語系会社員2.0を実現する最短ルートについて解説しています。
TOEICを指標にしながらステップアップする戦略の全体像の解説も含んでいるので、習得にかける時間と労力を最小にしたい人は必ずチェックしてくださいね。
コメント