1つの試験で一石二鳥!TOEICを基礎の確認とアピールに使おう

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僕はこのブログで、「英語系会社員2.0」という、英語を武器に理想のキャリアを切り拓く生き方を発信しています。(⇒詳しくはこちらの記事で

英語系会社員2.0を目指すトレーニングでは、まずは単語や文法などの基礎を習得します。

その習得度の指標として、そして同時に会社への英語力アピールとして、まずはTOEIC 730点を目指しましょう。

この記事では、英語系会社員2.0を目指す上での目標TOEICスコアである「730点」の理由や、TOEIC 730点取得までの道のりについて解説します。

なお、トレーニングの前には準備体操が必要です。
必ずこちらの記事の準備を終えてから取り組んでくださいね!

この記事を書いた人
  • 英語で海外相手にビジネスするJTC開発職サラリーマン
  • 社畜生活で不眠症を経験、自分を変えるべく英語学習を開始
  • 純ジャパ・海外経験なしでも国内で英語を習得、TOEIC950点
  • ドイツに研究留学しPh.D.取得、2024年から海外駐在(予定)
  • 英語でキャリアを切り開く人を増やしたい!
目次

英語系会社員2.0を目指す上での目標はTOEIC 730点

英語系会社員2.0を目指す上での最初の目標はTOEIC 730点です。

なぜ730点を目標にするかというと、大きく2つの理由があります。

TOEIC 730点を指標にする2つの理由
  1. 「最低限の基礎を習得している」と言えるレベルだから
  2. 英語力をアピールできるレベルだから

「最低限の基礎を習得している」と言えるレベルだから

ETS発行のPROFICIENCY SCALEでも、TOEIC 730点で「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」とされています。

この基準と照らし合わせて見ても、730点取得できれば基礎力は十分あると言えるレベルにあります。

英語力をアピールできるレベルだから

バイリンガル向け転職サイト「Daijob.com」登録者の英語力と、企業からのスカウトのデータを基に、英語力が年収・キャリアに与える影響について調査した結果(⇒詳しくはこちら)では、以下のように報告されています。

・企業からスカウトを受けた登録者の76%が、英語レベルが「ビジネス会話以上」(TOEIC 735点以上)
・企業からスカウトを受けた人材は、男女ともすべての年代で英語力の高さに年収が連動している
・男性の50代で、英語レベルが「ビジネス会話以上」と「日常会話以下」(TOEIC 730点以下)では年収280万円の差
・男性の30・40代、女性の50代も年収で100万円以上の差

TOEICスコアが高く、英語レベルがビジネス会話以上になることで、年収アップが見込めることがわかる報告ですが、その基準値がちょうど730~735点になっています。

これくらいの点数があれば、会社内でも転職市場でも英語力をアピールできるレベルだと言えるでしょう。

TOEIC 730点取得までの道のり

TOEIC 730点を取得する道のりとしては、次のような進め方をおススメします。

TOEIC 730点取得までの道のり
  • まずは中学レベルの単語と文法をマスター
  • 過去問や模擬試験をひたすら解く
  • (おまけ)本番用のテクニックを身に付ける

まずは中学レベルの単語と文法をマスター

「英語は覚える範囲が広すぎて覚えきれない!」と悩む人は多いです。

でも実は、実用的に使う英語も、TOEIC 730点取得に必要なレベルも、中学生までに習う範囲で大半をカバーできます。

なのでTOEIC 730点取得までのステップとして、まずは中学生レベルの学習範囲を、自在に使えるレベルまで習得します。

教材はどんなものでも構いませんが、中学生レベルの教材1冊を選んで、それを何度も繰り返すことをおススメします。

大人が中学生向けの教材を買うのは恥ずかしいよ・・・
と思ったあなた、プライドは一旦捨てましょう!

模擬試験をひたすら解く

TOEICスコアアップ学習をするのに一番質の良い教材は、TOEICが公式に発売している公式TOEIC Listening & Reading 問題集です。

本番のTOEICでは、過去に出題された問題と似たような問題が出ることがありますし、過去の試験問題がそのまま繰り返し使われることもありました。

あくまで目的は単語や文法なので、まず「理解すること」を優先して以下のように進めましょう。

・最初は時間をかけても良いので丁寧に解き、間違えたところはなぜ間違えたのか、しっかり理解しながら解き進める
・慣れてきたら徐々にスピードを上げて、本番の試験環境に近づける

本番では問題を解くスピードを上げないと制限時間内に解き終えられなくなるので、練習でも素早く解答できるように負荷を徐々に上げていくのが理想です。

HUMMERさんやTEX加藤さんといったTOEIC学習界の有名人の学習法を参考にするのもおススメです!

(おまけ)本番用のテクニックを身に付ける

TOEICのテストには実はテクニックがあり、正解を選ぶ確率を上げてある程度点数を底上げすることができます。

TOEIC(R) L&Rテスト直前の技術という本がおススメです。

ただしこの手法は、本番のテストであなたの実力を最大限発揮する方法であって、あなたの実力が上がる訳ではありません。

あくまでアピール用として割り切ってくださいね!

どうしても730点に到達しない!そんなときは?

頑張っても730点に到達しない!という場合もあると思いますが、その場合は「単語・文法力が十分な水準に到達しているか?」という観点から対応を考えましょう。

ケース毎に異なりますが、具体的には以下のように対応を考えましょう。

基本的には、「単語・文法力が十分な水準に到達していれば次に進む」という考え方に基づいています。

ケース1. リーディングでは高得点だがリスニングが低い場合

この場合は、リーディングパートで高得点が取れているので、単語・文法力は十分あると言えます。

730点の半分に相当する365点程度を取れていれば、リスニングパートで得点を伸ばせず730点に到達していなくても、次のステップに進んで大丈夫でしょう。

ケース2. リスニングでは高得点だがリーディングが低い場合

この場合は、「時間をかければ高得点が取れるかどうか」次第で対応が分かれます。

時間をかければ高得点が取れる場合

この場合は、単語・文法力は十分あるにも関わらず、処理速度が低いことが原因になります。

処理速度は、次のステップである英語を「使う」トレーニングで鍛えられますので、次のステップに進みましょう。

時間をかけても高得点が取れない場合

この場合は、単語・文法力が不十分であることが原因になります。

これは次のステップで必ずつまづいてしまうので進まず、高得点が取れるよう改めて学習してください。

焦らず、着実に進みましょう!

まとめ

この記事では、英語系会社員2.0を目指す上での目標TOEICスコアである「730点」の理由や、TOEIC 730点取得までの道のりについて解説しました。

最低限の基礎を習得している証明として、そして会社へのアピールとして、TOEIC 730点を目指しましょう。

なお、決してTOEICで高得点を取ることが目的ではありませんので、730点が取れても、更に高得点を目指すようなことはしないでくださいね。

TOEICで730点取得できたら、次は英語を「使う」トレーニングに移りましょう。

次の記事で、英語を「使う」トレーニングについて詳しく解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。

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