「オンライン英会話を比べる時に見る口コミや評判、これって公平なの?」
「特定の人の意見だけでオンライン英会話の評価を見分けるのは難しいな…」
ブログなどでオンライン英会話についての紹介記事を見ると、どうしてもこのような疑問が出てしまいますよね。
僕自身もそう思ったので、各オンライン英会話サービスに関しての利用者の意見をフェアに見る方法はないかと考え、今回はオンライン英会話サービスに関連するツイートをワードクラウドにして比較してみることにしました。
1か月分のツイート(合計で約9,200ツイート)を分析した結果なので、どういう意見が多いか公平に見れますし、それぞれのスクールの特徴を表すワードが出すことができます。
オンライン英会話選びに悩んでいる人や、特定の口コミだけを見てもイマイチ信用できない人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ワードクラウド(wordcloud)とは、文章やテキストから単語の出現頻度にあわせて文字の大きさを変えて視覚化したグラフのことです。
- 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
- もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
- 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
- 現在はドイツ駐在中
- 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
オンライン英会話関連ツイート分析の方法
Twitterから以下の方法で、オンライン英会話に関するツイートに含まれる単語を集めて可視化してみました。
それぞれ対象のオンライン英会話スクール名で検索をかけてヒットしたものを拾っています
今回は2023年3月21日~2023年4月21日で統一しました
絵文字やURL、ハッシュタグ、数字は削除して名詞、形容詞、副詞のみを抽出しています
※レッスン名そのもの、共通ワード(“英会話”や”オンライン”など)、時間関連ワード(“今日”や”昨日”など)は削除
文字サイズが大きいほど、出てきた回数が多い頻出ワードです
出力結果
それでは実際に、レアジョブ英会話、QQ English、DMM英会話、ネイティブキャンプを比較した結果を見てみましょう。
レアジョブ英会話
“レアジョブ”で検索してみた結果がこちらの画像です。(対象ツイート数 : 1663件)
“レッスン”や“学習”、“累計”、“達成”といったワードが目立ちますので、日々のレッスンや累計学習時間に関するツイートが多そうだなと分かります。
その他、“講師”や“先生”も目立ちますが、他のオンライン英会話に比べると講師に関するツイートは少なそうです。
また、他のオンライン英会話と比較して“TOEIC”に関するワードが多いという印象です(TOEIC対応教材はないのですが…)。
いくつか競合のオンライン英会話の名前も出ていますが、中でも“DMM”というワードが大きいことから、レアジョブ英会話はDMM英会話と比較されることが多いのかなと思います。
“円”は月額料金に関する事と、レアジョブの株価に関するツイートから、
“紹介”や“コード”は、友達紹介制度の紹介コードから来たものですね。
QQ English
“QQEnglish”で検索してみた結果がこちらの画像です。(対象ツイート数 : 648件)
“先生”というワードが一番目立っていますね。
QQ Englishは講師の質の高さが評判なので、それに関連して講師についてのツイートが多いのかもしれません。
レアジョブ英会話と同様に“レッスン”や“学習”といったワードが目立ちますので、日々のレッスンに関するツイートが多そうですね。
また、“カラン(メソッド)”や“REMS”といった学習法に関するツイートも多くみられています。
QQ Englishはこれらの指導法に対応しており、QQ Englishユーザーも実際にカランメソッドやR.E.M.S.などのメソッドを利用している人が多いと予想できます。
“キャンプ”(と“ネイティブ”も)はおそらく、同じくカランメソッド提携校であるネイティブキャンプと比較されていることから来てると思われます。
最後に“留学”と“セブ”というワードですが、これはQQ Englishが関連サービスとして提供するセブ島留学に関するものでした。
心なしか、「いい」「良い」「よかっ」といった
ポジティブなワードが多い気がしますね!
DMM英会話
“DMM英会話”で検索してみた結果がこちらの画像です。(対象ツイート数 : 3765件)
“友達”、“紹介”、“クーポン”、“コード”、“プラス”、“チケット”など、他のオンライン英会話スクールの結果とは毛色の違ったワードが目立ちます。
どうやらTwitterで友達紹介キャンペーンを積極的にしており、そこに含まれるワードの影響が強く出たようです。
それら広告系のワードの次に目立つのが“先生”、QQ Englishと同様に大きく表示されていますね。
DMM英会話の特徴として、フィリピンだけでなく世界中に先生がいるので、それに関連したツイートかもしれません。
更に“レッスン”、“学習”、“勉強”などは、他の英会話スクールと同様に多くツイートされています。
広告系ワード以外は、大きな特徴は見られませんでした。
ネイティブキャンプ
“ネイティブキャンプ”で検索してみた結果がこちらの画像です。(対象ツイート数 : 3169件)
一番大きく出ている“ネイティブ”はスクール名の一部ですが、“ネイティブ講師”や“ネイティブプラン”のような言葉が分割された可能性もあるので、ここでは消さずに残しました。
ですので、“ネイティブ”が多く検出されているからと言って、ネイティブ講師に関するツイートが多いとは言えないです。
次に、“レッスン”や“先生”、“学習”や“勉強”といったワードが多く見られ、日々の学習についてのツイートと予想されます。
さらに“カランメソッド”や“デイリーニュース”など、レッスン教材に関するツイートも見られますね。
ネイティブキャンプはQQ English同様、カランメソッド正式提携校ですので、カランメソッドでレッスンしている人が多いのでしょう。
「フレーズ」「日記」「留学」は特定の人が同じハッシュタグで
毎日ツイートを続けていたことが主な理由のようでした。
まとめ
今回は、オンライン英会話のレアジョブ英会話、QQ English、DMM英会話、ネイティブキャンプの4つについてどんなツイートがされているか、ワードクラウド化して比較してみました。
例えばQQ Englishやネイティブキャンプでは、提携校として対応しているカランメソッドに関するツイートが多いなど、それぞれのスクールの特徴を反映したワードが出てきていると思います。
このようなツイートの傾向から、あなたに合ったオンライン英会話を比較して探していくのも良い方法だと思いますが、それ以上に重要なのは実は目的に合ったサービスを選ぶことです。
これはオンライン英会話に限らず英語学習全般に言えることで、英語学習を効率的に進めるには、あなたの目的や課題にあったトレーニング法を選ぶことがとても重要です。
次の記事で、英語学習の課題設定の方法やトレーニングメニューの決め方について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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