英語学習の長い道のりの中で、学習の意欲が出なかったり、挫折しそうになることは誰にも必ずありますよね。
僕自身もなかなか英語力の成長を感じられない時期が続いて、過去に2回挫折したこともありますが、英語を習得した人の体験談を聞くことがモチベーションになったことは今でも覚えています。
そこでこのブログでは、英語を習得したからこその体験談として、僕自身の留学体験記や駐在生活の様子を少しずつ公開していきます。
今回の留学体験記”番外編”vol.1は、ドイツ留学前に行ったフィリピン語学留学(その①)日常生活編についてお話します!
マラソンのように長い英語学習の中で、給水所のような感覚で立ち寄ってもらえると嬉しいです!
- 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
- もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
- 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
- 現在はドイツ駐在中
- 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
フィリピンでの留学先
僕がドイツに留学に旅立ったのは2018年ですが、実は渡欧前に1ヶ月ほど、フィリピンに留学しています。
フィリピンのマニラから車で40分ほど南下したMuntinlupa(モンテンルパ市)という場所にある、日本人向けの英語教室で英語漬けの日々を過ごしていました。
目的はもちろん語学留学、本番となるドイツ留学前に英語力を向上させるためです。
現地ではコンドミニアム(日本で言うマンスリーマンション)に滞在し、そこから徒歩5分の距離にある英語教室に週6日通うという生活でした。
英語教室の様子
英語教室では英語を教える資格を持つフィリピン人講師が30~40人近く在籍しており、通う生徒は全員日本人という環境です。
ただし教室内では日本語は一切禁止!
生徒同士の会話もすべて英語で行うという徹底ぶりです。
英語教室では、こんな感じのサイクルの日々でした。
- 7:00 起床
- 8:00 登校、朝食(学校で食べます)
- 8:30~ 発音の授業(グループレッスン)
- 9:30~ マンツーマンレッスン(3コマ)
- 12:30~ 昼食
- 13:30~ マンツーマンレッスン(4コマ)
- 17:30~ オリエンテーション(卒業時にはイベントなども)
- 18:00~ 夕食(学校で食べるか、下校して外食することも可)
- 18:30~ 自由時間
このうち、教室にいる8:00~18:30の間は基本的に日本語禁止、唯一ランチ会場だけ教室から少し離れた場所にあったため、日本人同士で日本語が使えるのはこの時だけです。
実際のドイツ留学では周りに日本人は一切おらず、ランチタイムすら日本語が使えない状況でしたので、日本語が使える時間があるだけまだマシでした^^;
コンドミニアムの環境
滞在は英語教室から徒歩5分ほどのコンドミニアム(日本で言うマンスリーマンション)でした。
20階以上の高さのある、比較的新しい大型のコンドミニアムです。
居住スペース
約10帖ほどの広さのワンルーム、キッチン・ユニットバス付の1人暮らし用の部屋です。
家具はベッドとテレビ、冷蔵庫、電気ポットが備え付けられていますが、写真の通り部屋で調理するような感じではなかったです。
1ヶ月の滞在で1~2度、お湯を沸かしてカップラーメンを食べた程度で、あとは基本外食でした。
また、部屋に洗濯機はありません。
週に2度、近くのクリーニングサービスに洗濯物をまとめて出して、翌週には洗って畳まれた状態で帰ってくる、というシステムです。
このクリーニングサービスだと服は1週間分ストックが必要なのですが、持参した服では枚数が追い付かず、何着か現地調達しました。
ゴミは週に3回、部屋を出る時に玄関の外(共用廊下)に置いておくと、業者が引き取ってくれるシステムです。
バスルーム
バスルームはシャワーとトイレが一体になったユニット型です。
まず写真の通り、手前にトイレ・奥にシャワーという配置になっています。
つまりシャワーする場合には、トイレの前を横切って行かなければいけないというわけです。
僕は特にシャワー後、なんとなくトイレ前の床を踏みたくなくて、大股一歩で跨いでいました。
そしてその先には備え付けのマット(白黒の方)が置いてあったのですが、なんとなく使いたくなかったので自分で現地調達しました(紺色の方)。
このマット、ケチって滑り止めのついていないタイプを買ってしまったのが失敗でした。
シャワー後に跨いでマットに着地すると同時にマットごと滑ってしまい、トイレ前に横たわる形で倒れ、結局シャワーし直すなんてことが滞在中に2回ほどありました^^;
また、フィリピンでは下水が整備されておらず、トイレに紙を流すことができません。
使用後のトイレットペーパーは、横にあるゴミ箱(ちらっと見える黒いやつ)に保管しておき、部屋のゴミと同じく週3回のゴミ出しのタイミングで引き取ってもらうのです。
1カ月間のフィリピン生活で、このバスルームだけは
最後まで慣れませんでした^^;
気候
フィリピンは一年を通じてあまり気候の変化がない熱帯モンスーン気候で、6月~11月が雨季、12月~5月が乾季です。
僕が滞在していた7月~8月は1年を通して最も雨が多い時期で、突然のスコールに見舞われたりすることも実際結構多く、折り畳み傘が必需品でした。
特にこの時期厄介なのが台風で、発生すると結構な確率でフィリピンを直撃します。
台風が来るとフィリピンの交通は麻痺するようで、渋滞で講師が英語教室に到着できず講師交代や自習なんてことがありました。
気温は30℃弱で基本暑く、外を歩くにはTシャツ短パンで十分ですが、ショッピングセンターや英語教室内など室内はどこもエアコンがガンガンに効いていて、むしろ寒いくらいです。
ということで、滞在中は常に折り畳み傘とカーディガンをカバンに入れて持ち歩いていました。
物価
物価はとても安く、体感的にはだいたい日本の半分~3分の1くらいでした。
通貨はフィリピンペソで、2018年当時のレート(1ペソ≒2.1円)で換算すると
・ミネラルウォーター500mL:32円(15ペソ)
・カップラーメン:105円(50ペソ)
・ビックマック:294円(140ペソ)
といったところで、全部が全部日本より安いというわけでもありませんでしたが、トータルではやはり安かったと思います。
このほかにも、フィリピンの食事事情については留学体験記”番外編”vol.2で、実際の英語授業の様子については留学体験記”番外編”vol.3でお伝えしますのぜ、ぜひ読んでくださいね!
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