毎日オンライン英会話はきつい！？英会話レッスンの効果的な使い方を解説！

こんな悩みを持つ日本人英語学習者は非常に多いのではないでしょうか？

僕も英会話上達を目指すためにオンライン英会話を毎日続けていた１人だったので気持ちはとてもよく分かります。

でも今思うと、きついな…と思いながらオンライン英会話を毎日続けなくても、もっと効果的なやり方があったな、と感じています。

そこで今回は、オンライン英会話のような実践的な英会話レッスンを効果的に使う方法について解説します。

毎日オンライン英会話を続けていてきつい人、効果に疑問を感じている人は、ぜひ参考にして下さいね。

毎日オンライン英会話を続けるのがきつい理由

英会話を上達したい！と意気込んでオンライン英会話に申し込み、１日１回のレッスンを毎日の日課にしているものの、正直キツイと感じている人も多いと思います。

なぜキツイと感じるのか、多くの場合は次の４つのどれかだと思います。

相手が話していることを聞き取れない

毎日オンライン英会話がキツい理由として考えられる１つ目は、相手が話していることを聞き取れないです。

相手が話している英語がまったく聞き取れない、内容を理解できないようでは会話にならないのは当然ですよね。

この状態では30分程のレッスン時間の間ずっと辛いままですし、これを毎日続けるのは当然キツいです。

自分が言いたいことが言えない

毎日オンライン英会話がキツい理由として考えられる２つ目は、自分が言いたいことが言えないです。

英語は日本語と比べ、文法も単語もすべてが異なるので、自分の言いたいことを言えるようになるまで非常に時間がかかります。

自分の言いたいことを言えないまま過ごすレッスン時間は辛いですし、毎日続けるのも嫌になってきますよね。

何を話せばいいか分からない

毎日オンライン英会話がキツい理由として考えられる３つ目は、何を話せばいいか分からないです。

オンライン英会話では専用の教材が準備されているので、その教材の内容に沿って会話を進ることが多いですが、教材にないフリートークも必ずと言って良いほど発生します。

そのフリートークで話す内容とは、例えばレッスンの最初に「今日は１日どうだった？」など、中には日本語で聞かれてもうまく答えられない質問だと感じる人も多いのではないでしょうか。

何を話せばいいか分からない質問が来る、こんな会話を毎日続けるのはなかなかキツいですよね。

レッスン時間を確保できない

毎日オンライン英会話がキツい理由として考えられる４つ目は、レッスン時間を確保できないです。

オンライン英会話は１レッスンあたり３０分程度ですが、それを習慣化して毎日確保する、そしてそれを継続するのは簡単なようでなかなか難しいです。

レッスン時間を確保できない、これもオンライン英会話を毎日続けるのがキツイと感じる理由の１つです。

英会話レッスンを効果的に行う方法とは？

先ほど解説したように、オンライン英会話を毎日続けるのがキツいのは、リスニング力やスピーキング力が不足していたり、話せるトピックのストックが少ないことが原因です。

本来オンライン英会話のような英会話レッスンは、独学でリスニング力やスピーキング力をある程度鍛えておいた上で、実際の会話で使うための練習の場です。

部活に例えると英会話レッスンは練習試合で、その練習試合に向けてリスニング力やスピーキング力などを日々のトレーニングで鍛える、話せるトピックを増やすというのが効果的な使い方です。

オンライン英会話を毎日ひたすら続けるのは、日々の練習をせずに練習試合ばかりを続けているようなものです。

もちろんそれでも上達はするでしょうが、「効率」という目で見るとベストではないのです。

英会話を支える要素を積み上げよう

オンライン英会話のような実践的なトレーニングは、下の図に示すように、スピーキング力やリスニング力の２つに加えて、更にそれらも単語・文法・発音の３つに支えられています。

これは見方を変えると、どれだけ実践力に注力してそのピースが大きくなっても、その土台に当たる応用力や更に土台に当たる基礎力のピースが大きくなっていなければ、どの要素が抜け落ちても英会話のピラミッドは崩れます。

英語を話せるようになりたいと急ぐばかりに実践練習のみに集中するのではなく、その前に応用練習や基礎練習をしっかり積むようにしましょう。

なお次の記事で、英会話力を鍛えるためのロードマップについて解説しているので、ぜひ参考にして下さいね！

初心者は英会話レッスン前に撃沈防止の準備をしよう

オンライン英会話をやってみたけど会話が続かなくて撃沈したという英語学習者、もしくはこうなることを恐れてオンライン英会話に踏み出せない初心者は多いと思います。

そうならないようにするためには、事前に会話を続けるための最低限の準備を整えておくことが大事です。

次の記事で、オンライン英会話で初心者が撃沈しないための準備について解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。

おススメの実践英会話レッスン

実践力（≒慣れ）を鍛える方法としては、ここまで触れてきたオンライン英会話に加え、それ以外にも多くの方法があります。

どのレッスンスタイルがおススメか、あなたのレベルや好みにもよりますが、初心者はオンライン英会話から始め、中級者以上にレベルアップしたら英会話スクールへの移行を検討するのがおススメです。

オンライン英会話

オンライン英会話は、フィリピンをはじめとする世界中の英語話者と、ZOOMなどのオンライン通話ツールを使って会話をするサービスで、実践練習として僕が初心者に最もおススメする方法です。

なぜなら次のように、金銭的にも心理的にも始めるハードルが最も低いからです。

・入会金は０円で月額約６０００円～、１レッスン（約３０分）あたりのコストは数百円とコスパに優れる
・日本人スタッフによる日本語カウンセリングなども充実しているので、英会話が初めての初心者でも安心
・パソコンやスマホを使ったサービスなので、ネット環境とデバイスがあれば自宅でもどこでも練習可能
・予約制になっていることが多いですが、急なスケジュール変更等にも柔軟に対応

オンライン英会話は金銭的・心理的ハードルが低く、更には利便性にも優れるということがおわかりいただけたでしょうか。

もちろんこういった意見もあると思いますが、ここはあなたの英会話レベル次第で、英会話初心者であれば質は気にしすぎないで良いというのが僕の意見です。

なぜなら英会話スクールに比べ「質」が劣るとしても、英会話初心者から見ると遥かにレベルが高いのは間違いないですから。

部活で言えば、弱小チームが質を気にするあまりプロチーム相手に練習試合を申し込むようなものです。

あなたがこれから英会話上達を目指す初心者であれば、まずは金銭的・心理的ハードルが低いオンライン英会話から始めることをお勧めします。

ほとんどのオンライン英会話スクールで無料体験できますので、まずはトライして一歩踏み出しましょう。

次の記事で、初心者向けにオンライン英会話の選び方について解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

英会話スクール

英会話スクールでは、オンライン英会話とは異なり、実際に英会話スクールに足を運んで講師と会話することで実践的な練習を積みます。

この英会話スクールも当然、次のような点で実践練習として効果的です。

・英語ネイティブの外国人が講師を務めていることが多く、本場の英語で学べる
・講師やレッスンの「質」に関しては文句はなし
・あなたの英会話レベルに応じたレッスンを提案・提供してくれる

質の高いサービスが充実しているので、その分コストも上がってしまうのがデメリットです。

せっかくお金をかけるので、その分高いコスパを得るためには、英会話スクールは中級者が上級者を目指すのに使うのがベストだと思います。

その他の実践練習方法

実践練習の場はオンライン英会話や英会話スクール以外にもいろいろあり、例えば以下のような方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、いずれにしても比較のために、まずはオンライン英会話や英会話スクールから始めることをオススメします。

オンライン英会話や英会話スクールのどちらも肌に合わないなという人は、ここで挙げたその他の方法を試してみるのが良いと思います。

講師はネイティブスピーカーが良い？

どのような英会話レッスンでも講師がつきますが、その講師はネイティブスピーカーが良いのでしょうか？

実際にいくつかのレッスンから「当社の講師はネイティブスピーカーです！」といった広告が出ているのを見たことがある人も多いと思います。

ネイティブスピーカーなので発音は問題ないでしょうし、実際にネイティブ同士の会話で使われている表現を学べる利点はありますが、その分コストも上がります^^;

僕としては、特に英会話初心者のうちは講師は非ネイティブスピーカーでも良いと考えています。

実は世界中の英語話者のうち、ネイティブスピーカーは25%程度、残りの75%は非ネイティブスピーカーです。

最初からネイティブ講師に学んでネイティブレベルを目指さなくても、まずは非ネイティブ講師から、コストを抑えながら徐々にステップアップすれば良いのです。

次の記事で、オンライン英会話で非ネイティブ講師を選ぶメリット・デメリットについて解説しているので、詳しく知りたい方はぜひチェックしてくださいね。

まとめ：実践練習を効果的に使って経験値を上げよう

今回は、オンライン英会話のような実践的な英会話トレーニングを効果的に使う方法について解説しました。

実践練習は部活で言えば練習試合に相当するので、ひたすら数をこなすのは非効率、日々のトレーニングをしっかり積んだ上で厳選して臨むようにしましょう。

そのためには、オンライン英会話だけでなくそれらを支えるスピーキングやリスニングなどの応用力、更には単語・文法・発音などの基礎力など、英会話を支える要素について理解しておくことが大事です。

次の記事で、英会話力を鍛えるための全体像について解説しているので、ぜひ参考にして下さいね！