英語力の現在地の確認の仕方とは?

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学習を続けてるのに上達を実感しない!
このまま続けて意味あるのかな?

特に英会話学習の初心者から、こういった嘆きの声を良く聞きますし、上達を感じないと挫折しそうになるのは非常によく分かります。

英会話の学習を続けると、どんな人でも必ず上達していきますが、それを自分で実感するのはなかなか難しいですよね。

そこでこの記事では、上達を実感するためにあなたの英語力の現在地を確認する方法について解説します。

英会話の上達を感じたい人、挫折せず学習を続けたい人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

このブログの管理人はこんな人
  • 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
  • もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
  • 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
  • ドイツに研究留学して博士号取得、2024年から海外駐在
  • 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
目次

現在地を知ることはGPSを搭載すること

そもそも、英語力の現在地を確認するとはどういう意味でしょうか?

ここでいう英語力の現在地は、ナビでいうGPSのようなものです。

あなたが車で、目的地を目指して運転する場面を想像してみましょう。

その目的地は、あなたがこれまで行ったことのない場所です。

あなたならまず、どうしますか?

多くの人が、カーナビを使って目的地を入力して、ルート検索機能を使うと思います。

そうすることで、行ったことのない目的地でも確実に行けますよね。

僕も間違いなく、ナビを使います。

ナビを有効に使うには、現在地を知れること(=GPSがあること)が必須ですよね。

英会話学習も同じで、あなたはこれから「英語が話せる自分」という未知の目的地に向かっていきます。

あなたの目標に向かって進み続けるために、あなたの現在地を知ることがとても重要なのです。

英語力の現在地を確認する3つのメリット

あなたが英語学習を続ける上で、現在地を知る(=GPSを搭載する)と、大きく分けて次の3つのメリットがあります。

英語力の現在地を知ることの3つのメリット
  1. 目標までの距離を測れる
  2. 進捗を知れる
  3. 挫折を防げる

目標までの距離を測れる

英語の現在地を知るメリットの1つ目は、目標までの距離を測れることです。

ナビに目的地を入力できても、自分の現在地が分からなかったらどうなるでしょうか?

目的地までどれくらい距離があるか分かりませんし、推奨ルートも所要時間も分かりませんよね。

それは英語学習でも同じです。

まずは学習前のあなたの現在の英語力を測ることで、あなたが目指す目標までの距離感を測りましょう。

進捗を知れる

英語の現在地を知るメリットの2つ目は、進捗を知れることです。

出発前、ナビに目的地と現在地も入力できて、推奨ルートを走り始めたとしても、走行中にGPSが働かなかったらどうなるでしょうか?

今自分がどこを走っているか、分からないまま走ることになってしまいます。

出発地点からどれくらい進んだか分からない状態で走るのは、運転手としては嫌ですよね。

普段あまり意識することはないですが、GPSがあることで、進んでいることを実感しながら安心して運転できるのです。

英会話でも同じように、学習を開始した後も定期的に英語力の進捗を測ることが大事です。

そうすることで、あなたのレベルアップを感じながら、学習を続けることができます。

挫折を防げる

英語の現在地を知るメリットの3つ目は、挫折を防げることです。

GPSが働かない車を運転すると、運転中あなたはどういう気持ちになるか、想像してみてください。

目的地まであとどれくらいか分からず、不安で運転を辞めたくなりませんか?

GPSがあることで、走行中も常に自分の位置が分かり、目的地までの距離をイメージしながら運転を続けられます。

英会話でも同じことが言えます。

英会話が上達せずに挫折する人の多くは、

どれだけ勉強しても上達した気がしない…
あとどれだけ勉強すればいいか、先が見えない…

という気持ちが原因で挫折してしまいます。

英会話の現在地を知ることができると、自分のレベルアップを知れますし、目標まであとどれくらいかもわかります。

現在地を知ることで、挫折を防ぐことができるのです。

英語力の現在地を確認する方法とは?

では、実際に英語力の現在地を確認するにはどうしたらいいでしょうか?

あなたの英語力を、あなた自身で把握するのはなかなか難しいです。

そこで僕のおススメは、英語の試験を受けることです。

TOEICや英検などの英語試験を通じて、自分の現在の英語力を測れます。

定期的に受検が可能で、出題形式も毎回変わらないので、自分の上達を測る方法として効果的です。

さらに試験の結果は、あなたが保有する資格として履歴書や昇進試験などにも使えるというメリットもあります。

代表的な英語の試験を4つピックアップし、それぞれの特長を比較した表をまとめてみました。

スクロールできます
TOEIC英検TOEFL iBTIELTS
試験レベル初級~中上級初級~中上級中級~上級中級~上級
試験場所試験会場試験会場オンライン試験会場
試験スタイルL&Rのみ
(S&Wは別)
3級以上から
面接試験あり
スピーキング
テストあり
面接あり
試験頻度年12回年3回年48回年36回
試験料金6,490円
(L&Rの場合)
3,000~10,300円
(※級による)
235USD
(※日本の場合)
25,380円

これらの試験のうち、あなたの学習目的やレベルに応じて1つを選び、まずは学習前と、学習開始後も定期的に受検することをおススメします。

英語試験の選び方の5つの観点

こんなにもある英語の試験、どれをどう選んだらよいのでしょうか?

僕のおススメは、以下の5つの観点で試験を選ぶことです。

おススメの英語試験の選び方:5つの観点
  1. 目的で選ぶ
  2. レベルで選ぶ
  3. 試験スタイルで選ぶ
  4. 利便性で選ぶ
  5. 金額で選ぶ

目的で選ぶ

英語の試験の選び方1つ目は、目的で選ぶです。

さきほど表で見た通り、英語の試験にはそれぞれ特色があります。

例えばTOEICは、主にビジネスの場面を想定した試験で、多くの企業が採用や昇進の基準のひとつとして取り入れています。

そのため、日本国内での就職活動を有利に進めたい人や、最終的にビジネス英語の上達を目指したい場合はTOEICを受けると良いでしょう。

一方でTOEFLやIELTSは、主に海外大学の入学条件として使われている試験です。

TOEICを採用している海外大学は少ないため、海外留学したい人はTOEFLやIELTSを受けると良いでしょう。

このように、あなたの英語学習の目的によって、おススメの英語試験が変わります。

英語の勉強はしないといけない気持ちはあるけど、まだはっきりとした目的は見つかってないなぁ。

という方は、高得点を取るといろいろとメリットの大きいTOEICをおススメします。

次の記事で、「迷ったらとりあえずTOEIC」をおススメする理由を解説しているので、是非参考にしてくださいね。

レベルで選ぶ

英語の試験の選び方2つ目は、レベルで選ぶです。

英語の試験はそれぞれ難易度が異なります。

英検やTOEICは、日本の英語教育に合わせてレベルが設定されており、他に比べて初心者が挑戦しやすいテストです。

一方でTOEFLやIELTSなどの試験は、ネイティブが使う自然な英語運用能力が求められており、ハードルが高めです。

最初から難しい試験を目指すと挫折しやすいので、優しい試験から始め、徐々にハードルを上げていくのがおススメです。

試験スタイルで選ぶ

英語の試験の選び方3つ目は、試験スタイルで選ぶです。

試験スタイルは、ここでは特にスピーキングやリスニングの試験があるかないかに着目しています。

表でわかるように、最もポピュラーなTOEIC L&Rではスピーキング試験はなく、ライティングとともに別試験となっています。

単語や文法力、リスニング力の確認としては使えそうですが、スピーキング力の確認としては使えません。

またTOEFLにはスピーキングテストがありますが、これはPCから流れる設問に対し、自分の解答をPCに向かって話す、という形式のものです。

一方の英検やIELTSには面接試験がありますが、英会話は「人との会話」なので、英検やIELTSのような面接形式での試験が最も実践的だと僕は考えています。

それぞれ特徴のある試験スタイルから、あなたに合った試験を選ぶのもおススメです。

利便性で選ぶ

英語の試験の選び方4つ目は、利便性で選ぶです。

英語の試験はそれぞれ開催頻度や開催場所が異なります。

東京都心であればどの試験も受験可能かもしれませんが、すべての地域でそういう訳ではありません。

近場に試験会場がないから隣の県まで受けに行かないといけない、なんてこともあります。

英語力の現在地は定期的に測りたいので、あなたにとって利便性の良い英語試験を選ぶのがおススメです。

金額で選ぶ

英語の試験の選び方5つ目は、金額で選ぶです。

英語の試験はそれぞれ金額が大きく異なります。

TOEFLやIELTSなど、1回で2万円オーバーの試験もあります^^;

英語力の現在地は定期的に測りたいので、リーズナブルな英語試験を選ぶのもおススメです。

(例外)海外大学への留学を目指す人向けの英語試験

あなたが海外の大学への留学を目指す場合、英語試験の選び方は例外です。

まずは志望する大学の選考基準を確認してください。

ほぼすべての大学が、入学基準として英語試験の種類と点数を定めているはずです。

入学基準に書いてある英語の基準をクリアしない限り、入学できません。

留学を目的とする場合は、初めからその入学基準に沿ったテストの点数を上げることを目標にする方が近道です。

具体的には、TOEFL(特にアメリカの大学)とIELTS(特にヨーロッパの大学)の2つの試験が留学でよく使われます。

あなたが目指す大学の入学基準に合った試験を選びましょう。

まとめ:英語試験で現在地を確認しよう

今回は、英語試験を使ってあなたの英語力の現在地を確認する方法について解説しました。

これから英会話学習を始める人や、挫折せず学習を続けたいは、定期的に英語試験サービスを使ってあなたの英語レベルの現在地を確認することをおススメします。

現在地を確認することで、レベルアップを実感しながら、あなたの目標に向かって進み続けましょう。

なお、目標に向かってレベルアップしていくには「どうやって進むか」も重要で、一見進んでるように見えても目標に近づいていない「効果のない方法」は避けたいですよね。

次の記事で、時間の無駄な学習法を避けるポイントについて解説しているので、最短ルートで英語を習得したい方はぜひチェックしてくださいね。

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