英語が話せるようになって変わったこと【体験談を元に解説!】

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英語の勉強を続けてるのになかなか上達しないな・・・
こんなに苦労して話せるようになっても、実際良いことあるの?

英語学習の長い道のりの中で、ふと立ち止まってこのように考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

僕自身もなかなか英語力の成長を感じられない時期が続いて、過去に2回挫折したこともありますが、英語を習得した人の体験談を聞くことがモチベーションになったことは今でも覚えています。

そこでこの記事では、僕自身が英語を話せるようになって変わったことを、次の4つの面から解説します。

・仕事面
・自己成長、自信アップ
・人間関係、異文化理解
・旅行、文化体験

これから英語習得を目指そうとしている人や、英語習得のハードルが高くて踏み出すか迷っている人、学習のモチベーションを上げたい人は、ぜひ参考にしてくださいね!

このブログの管理人はこんな人
  • 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
  • もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
  • 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
  • ドイツに研究留学して博士号取得、2024年から海外駐在へ
  • 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
目次

英語が話せるようになって変わったこと(1)仕事面

海外のプロジェクトや仕事の機会が増えた

英語が話せるようになり、上司や周りの同僚にそれを認識してもらってから、海外関連のプロジェクトや仕事の機会が増えました

僕の勤務先は日系企業なのですが、海外工場の支援プロジェクトや欧米を相手にした顧客開拓など海外関連の仕事も多く、担当者を決めるときに真っ先に声がかかるようになったのが大きいです。

顧客はもちろん海外になりますし、海外工場立ち上げもローカル採用の社員と一緒に仕事することになるので、やりとりはすべて英語、なので英語ができる人に優先的に話が来るのは考えてみれば当たり前ですよね。

でも英語でコミュニケーションをうまくとれないと、プロジェクトの進捗に支障が出ますし、顧客に製品の魅力も伝わらず海外への販路は広がりません

実際、僕の英語コミュニケーション不足で工場支援プロジェクトに遅れを発生させかけた経験から、これは本当に痛感しています。(詳しくはプロフィール記事で)

他の企業でも同じように、生産拠点を海外に持っていたり、売上高の海外比率アップを目指している企業は多いはずなので、同様に英語が活きる場面が必ずあるはずです。

行動力も評価してもらえて海外留学と海外駐在へ

僕は社内の制度を利用してドイツに2年間、研究留学を経験しています。

語学留学ではなく研究留学なので、できるだけ国内で英語を話せるようになっておき、留学中に現地で不自由なく生活できるようにしたいと思い、独学で英語を頑張ってきました。

少々倍率が高いこの研究留学の社内選考でも、今思えば「必要な英語力は国内で習得した」と言える状態だったことで、英語力と行動力の両方を評価してくれたのだと思います。

また留学から帰国後も、海外展開を目指す他の事業部から社内の異動オファーを3つもらいましたし、数年経って今度は海外駐在の機会を得ることができました。

どちらも、英語力と行動力の両方を評価してもらえた結果だと思います。

収入が増えた

海外関連の案件を担当できる技術系の人材は、日系企業では特に少ないらしく、とても重宝されます。

技術系出身で、海外向けに技術営業・マーケ職を担当できるレアな人材ということで、昇進、そして収入アップにつながりました。

海外関連業務を通じて、他の候補者とは違った経験・苦労とそれを克服したストーリーを語れるので、昇進の社内面接でも大きなインパクトと期待を与えることができます。

そして昇進だけでなく、海外出張が増えることでその手当による収入(と飛行機のマイル)もそこそこ大きいですし、さらに海外駐在では収入は国内勤務の1.5倍ほどになります。

仕事面での変化をもっと知りたい人はこちら

英語が話せるようになって変わったこと(2)自己成長・自信アップ

自信がついた

僕は社会人として生きていく上で、自分にこれといった「強み」がないなと感じていましたし、英語に関して言えば、学習し始めた中学生の時からずっと、人前で英語を話すことに苦手意識を感じていました。

外国人に対して英語でプレゼンするなんて当時は想像もできませんでしたが、そんな僕が英語が話せるようになり、アメリカ顧客相手に自社製品をプレゼンして成約をゲットできたりしています。

苦労の連続でしたが、英語習得を通じてこういった過去の自分では絶対できなかった経験を得られて、今では大きな自信につながっているのは間違いありません。

また社内からも海外関連業務の異動のオファーが来たり、転職サイトからのオファーの質が明らかに変わったことからも、「英語は社会人として生きていく上での武器になる」という自信にも繋がっています。

国際学会発表で自己成長を実感できた

英語が話せるようになって一番の大イベントと言えば、国際学会での自社製品プレゼンです。

300人規模のステージに立って学会発表するって考えるだけでも震えますし、それを海外で、しかも英語でやるなんて想像もできませんでした^^;

でも英語が話せるようになると、こういった機会でも優先的に声がかかるようになります。

プレゼン資料の作成や発表練習など、準備にすごく時間がかかる上に、いざ壇上に登って観客席を見渡すとものすごいプレッシャーで足が震えます

発表するだけでなく質疑応答パートもあるので、そこでは何を聞かれるかも分かりませんし、そもそも質問内容を聞き取れるか?質問に対しうまく答えられるか?不安は尽きず、準備してもしきれません

でも発表と質疑応答を終え、ステージから降りた後の気分はとても清々しく、そして同僚から「よかったよ!お疲れ様!」の声をもらうと、プレッシャーから解放され、本当に泣きそうになりました

実際にそのプレゼンから始まった商談もあり、今振り返っても大きな自己成長を感じた挑戦でした。

英語が話せるようになって変わったこと(3)人間関係・異文化理解

海外に友人ができた

僕は大学生になるまで海外に行ったことがない生活だったので、海外に友人なんていませんでしたが、英語を習得して、さらに留学を経て、海外に(特に留学先のドイツに)友人ができました

2022年のサッカーW杯で日本対ドイツの試合では、WhatsAppというアプリ(日本でいうLINEみたいなもの)でチャットしながら観戦していましたし、決勝トーナメント進出が決まった瞬間には祝福のメッセージをくれたりしました。

また先日は、ドイツから友人が観光来日するということで、1日観光案内もしました(もちろん全部英語で!)。

どれも、大学生までの自分からは想像もつかない自分になっていると思います。

文化の違いを肌で感じられた

外国人と英語で話すようになると、文化の違いを肌で感じられるようになりますが、なかでも僕が最も感じているのは「日本の当たり前が海外では当たり前ではない」ということです。

身近な例でいうと、留学先のクリスマスパーティを企画しているときに「日本でメジャーな出し物は何かないのか?」と聞かれ、バラエティ番組で定番の「箱の中身は何だろなゲーム」を提案してみたことがありました。

説明しても何それ?というリアクションで全然知られてないらしく、日本のバラエティ番組のYouTubeを見せてみるとまさかの大ウケで、即採用でした。

箱の中に入れるもの選びで「水に浸して丸めたティッシュ」があったり、「トーナメント制にして、決勝戦は手袋をつけさせて難易度を上げよう」と独特のアレンジが入っていたりして衝撃でした。笑

また留学中に知り合ったポーランド出身の友人は、僕が日本出身だと知ると「俺はスーパーニンテンドー(※)で育ったんだよ!」と興奮気味に、嬉しそうに日本リスペクトを教えてくれました。
(※海外ではスーパーファミコンのことを「スーパーニンテンドー」と呼びます)

そんな彼が「日本はテレビも最高だよな!これとか今すごい流行ってるよ!」と言って見せてくれたYouTubeはまさかの「風雲たけし城」でした。
(※2020年の出来事です^^;)

実際、海外のテレビでは日本のバラエティ番組のようなものはあまりないので、日本では当たり前なのに海外では珍しいようです。

もちろんこれとは逆に、海外の当たり前が日本の当たり前ではないと感じることも多々あります。

いずれにしてもこうやってガイドブックにない文化の違いを肌で感じられるのは、英語ができるようになったからこそで、経験値が上がってとても楽しいですよ!

英語が話せるようになって変わったこと(4)旅行・文化体験

海外旅行で未知の場所に行くハードルが下がった

海外旅行で未知の場所に行くのは、どちらかというと恐怖の気持ちがあったのが、英語を話せるようになった今では「何かあったら現地で何とかすればいい」と思えるようになりました。

今では感覚的には日本で国内旅行に行くのと同じくらいの心のハードルで、最低限の準備で気軽に行けるようになっています。

よく海外旅行で日本人は犯罪に狙われやすいと聞きますが、これは特に日本人に多い「何かあったらどうしよう…」という恐れのような態度が出てしまってるのも一因だと思います。

「まぁ英語で何とかなる」と思えれば、自信をもって堂々とした態度で過ごせて、狙われることも減ると思いますし、何より旅行をもっと楽しめるんじゃないかなと思います。

もちろん世界中全部の国が英語というわけではなく、どこに行っても現地語がメインなんですが、それでも英語があれば基本的に世界中どこでも意思疎通は可能です。

海外旅行がより楽しくなった

海外旅行に行く心のハードルが下がり、現地の生活を楽しめるようになると、もっともっと未知の世界を見に行きたくなります

ヨーロッパでは海外旅行先の情報はほとんどが現地語か英語、その他フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語で、日本語ページを見かけることはほとんどありませんが、英語は必ずあるので問題ありませんでした

僕はドイツ留学中に、今しかない!と意気込んでヨーロッパ中を駆け巡り、気づけば2年間で27か国旅行していました。

これでもまだまだ行けていない国があり、駐在中にもっと巡りたいと思っています。

人工知能よりも直接話せた方がベター

今となっては人口知能で瞬時に翻訳できる技術もあるので、話せる必要が本当にあるのか?というと、話せなくてもコミュニケーションは取れるでしょう。

でもこの記事で紹介した事例はそのほとんどが、人工知能ではなく自分自身が話せたからこその変化と経験だなと思います。

人口知能がいくら発達しても結局最後は人、やはり言葉を交わして直接意思疎通できたときに心が通うのを感じられるので、英語を話せるメリットは今後も大きいと考えています。

人工知能などのテクノロジーの進化はツールとして、あなた自身の英語力をサポートするのにうまく利用するのがベストなんじゃないかなと思っています。

デメリットは「英語習得に時間がかかる」こと

ここまで英語が話せるようになって変わったことを振り返ってきましたが、基本的にメリットしか感じていません

デメリットといえば、英語を習得するまでの道のりの長さが一番だと思います。

英語を話せるようになるまでの道のりはとても長く大変で、今から同じことをやれと言われても僕はたぶんできないと思います^^;

一説によると、日本人が英語を習得するのにかかる時間は2,200時間かかる(詳しくはこちらの記事で)とも言われていますし、実際に僕もそれくらいの時間はかかったように思います。

では2,200時間をかければ誰でも話せるようになるか、というとそうではなく、効果的な学習を積み上げて2,200時間です。

話せるようになるには効率のよいルートがある

僕も話せるようになるまで独学で、いろいろな英語トレーニングを試してきましたが、振り返って効果的だったもの、無駄だったもの、いろいろ経験しました。

そんな回り道をしたからこそ見えた「高効率で無駄のない、戦略的な学習の進め方」を、僕はこのブログで発信しています。

次の記事では、無駄な学習法を避けるための4つのポイントを解説しているので、効率よく学習するポイントを知りたい方はぜひチェックしてくださいね。

まとめ

この記事では、英語が話せるようになって変わったことについて、実例を交えながら解説しました。

英語習得のハードルは確かに高いのですが、習得したその先には苦労した以上のメリットがあると感じています。

このブログが、これから英語習得を目指そうとしている方や、英語習得のハードルが高くて踏み出すか迷っている方、学習のモチベーションを上げたい方の参考になればうれしいです!

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