英語系会社員2.0を目指す前の3つの準備とは?

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僕はこのブログで、「英語系会社員2.0」という、英語を武器に理想のキャリアを切り拓く生き方を発信しています。(⇒詳しくはこちらの記事で

あなたの理想の生き方に向かって進むプロセスは、ビジネスでもよく言われる「ありたい姿(目標)をしっかり定め、現状とのギャップを埋める」プロセスととてもよく似ています。

英会話習得でも同じように、以下の3つの準備が大事です。

・あなたの目標を決めておくこと
・あなたの現在地を知り、目標とのギャップを測ること
・挫折せず継続するマインドを持つこと

これらは英語学習を始める前に行うことがとても重要なので、時間がかかってでもしっかり準備をしましょう。

この記事では、英語系会社員2.0を目指すためのこれら3つの準備について、詳しく解説します。

このブログの管理人はこんな人
  • 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
  • もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
  • 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
  • 現在はドイツ駐在中
  • 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
目次

目標を定める

「目標を定める」ことは、ビジネスにおいても重要ですよね。

英会話習得でも同じように、「あなたの目標を決めておくこと」がとても重要で、時間を取ってでも学習を始める前にしっかり目標を定めることが大事です。

具体的には、次の3つがポイントになります。

目標を定めるポイント
  1. 「頑張れば届く」ところに設定する
  2. 「こうなりたい!」と心から思える姿をイメージする
  3. 期間を決める

「頑張れば届く」ところに設定する

目標は高く設定しすぎると、その現実とのギャップに心が折れてしまい、簡単に挫折に繋がります。

逆に低く設定しすぎても、すぐに達成してしまい続かなくなります。

目標は程よく「頑張れば手が届く」ところに設定するのがポイントで、例えば次のようなイメージです。

・全くの初心者⇒まずは中級レベル(中学生で習うレベルの単語・文法・発音を使いこなせるレベル)
・既にTOEIC 730点以上取得している人⇒IELTS 6.0

「こうなりたい!」と心から思える姿をイメージする

まずは身近な人で、あるいはYouTubeなどで「これくらい英語を喋れるようになりたいなぁ」と思える人を探しましょう。

そして、同じようなレベルで英語を話す「将来のあなたの姿」を想像してみてください。

外国人の日本観光を案内する、外国人聴講者の前でプレゼンするなど、どんな状況でも良いのでできるだけ具体的に、あなた自身が英語を使って何かをしている場面を想像してください。

それが「あなたの目指す姿」として脳に刻まれ、学習を続ける原動力になり、あなたを導いてくれます。

期間を決める

英語学習でもビジネスでも、どのような場面においても目標設定と期間はいつもセットです。

これはどういうことか、算数で習う「距離・速さ・時間」の関係性で考えてみると、それぞれ次のようになります。

・距離:あなたの現在地から目標までの距離(今の英語力と、理想の英語力の差)
・速さ:目標に向かって単位時間あたりに進む速さ(1日あたりの英語学習量)
・時間:目標到達までの期間

この3つは、「距離÷時間=速さ」の関係式が成り立ちますので、それを使って変換すると次のようになります。

現在地から目標までの距離 ÷ 目標到達までの期間 = 単位時間あたりに進む距離(1日あたりの学習量)

このように目標到達までにかける時間によって、単位時間あたりに進む距離(英語学習で言えば、1日あたりの学習量)が変わります。

また現在地から目標までの距離が長い(目標が高い)ほど、そして目標到達までの時間が短いほど、1日あたりの勉強量が多くなることが分かりますよね。

この1日あたりの勉強量があまりに非現実的なレベルになってしまうと、いとも簡単に挫折に繋がってしまいますので、実現可能な目標と期間設定が重要です。

なお、英語習得に必要な時間としては、日本人が英語を使って仕事をできるレベルに達するのには2,200時間程度必要と言われています(諸説あります)。

こういった数字から逆算すると、日々どの程度学習時間が必要かの目安を計算できます。

次の記事で、英語習得にかかる時間や、逆算思考で日々の学習時間を算出する方法について解説していますので、期間を決める参考にしてくださいね。

現在地を知る

「あるべき姿・ありたい姿(=目標)と現状(=現在地)の差を埋めるのが仕事」とビジネスの世界ではよく言われていますよね。

英会話習得においても同じで、「目標」を決めることとセットで必要なのが「現在地の把握」です。

あなたの英語力の現在地を把握して、目標までの差=あなたが目標からどれだけ離れているか、どれだけの仕事(学習)が必要か、を知りましょう。

具体的にはTOEICや英検など、民間で実施している英語試験で、あなたの現在の英語力を測ることができます。

中でも英語系会社員2.0を目指すあなたには、次のように学習の段階に分けて指標を使い分けることをおススメします。
(学習の段階が分かれることについては、この記事の後半で解説します!)

おススメの英語試験使い分け
STEP
TOEIC 730点取得前:TOEICで進捗を測る

TOEIC 730点到達までは、単語や文法のインプット学習、リスニング力強化を中心にするため、TOEICスコアアップ学習を行いますので、TOEICを指標にしながら進捗を測ります。取得したスコアは更に会社へのアピールにもなるので一石二鳥です。

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TOEIC 730点取得後:会話を含む試験(VERSANTやIELTSなどで進捗を測る

TOEIC 730点取得後は、それ以上の高スコアは狙わず、英語を「使う」練習に切り替えますので、会話を含む試験(VERSANTやIELTSなど)で進捗を測ります。

予め指標にする試験を決めておき、英語学習を始める前に試験を受けておくと、後であなたの学習の成果を知るのに役立ちますよ!

なお、VERSANTって何?という人は、次の記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてくださいね。

継続するマインドを持つ

多くの日本人にとって英語習得の道のりはとても長く、途中で挫折してしまう人がとても多いです。

それでも不可能というわけではなく、英語を習得している日本人はいます。

なぜ彼らは挫折せず学習を続けられたのか、挫折してしまう人との違いは何か、それは実はノウハウやテクニックよりも「マインド」「考え方」です。

挫折防止のポイントは最初の3か月を乗り切ること

挫折を防ぐには、次のような調査結果や経験則から、「学習開始から最初の3か月間を乗り切ること」が重要です。

・とある調査結果によると、学習を開始してから挫折するまでの期間は「3ヶ月以内」が81.4%を占める
・英会話上達を感じるまでにかかる期間は3ヶ月~半年かかる
・英会話上達を感じてからの挫折確率は大きく下がる

この最初の3か月を乗り越えて学習の成果を感じられるようになると、軌道に乗ります。

次の記事で、英会話上達を目指す上での心の準備について詳しく解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。

準備ができたらいざ!実践的なトレーニングへ

「目標を定める」「現在地を知る」「継続するマインドを持つ」の3つの準備ができたら、英語系会社員2.0に向けていよいよ実践的なトレーニングに入ります。

トレーニングは、学習の段階によって大きく次の2つのステップに分かれます。

英語系会社員2.0を目指すトレーニング
STEP
TOEIC 730点を目指す

TOEIC 730点を目安とし、スコアアップ学習を進めます。これにより、ビジネスで必要な文法・単語を習得できますし、会社にアピールできる指標を獲得します。(⇒詳しくはこちらの記事で)

STEP
英語を「使う」練習に取り組む

TOEICは730点以上の高得点取得を目指すことはせず、英語を「使う」練習を重点的に行います。具体的には、イメージと言葉を瞬時に変換するトレーニング(応用練習)と、オンライン英会話(実践練習)です。(⇒詳しくはこちらの記事で)

もしあなたが既にTOEIC 730点以上を取得していたら、ビジネスで最低限必要な単語・文法力やリスニング力が身についています。

その場合は、STEP 1のTOEIC 730点取得は飛ばして、いきなりSTEP 2から始めてくださいね。

STEP1を飛ばす場合でも、この記事で解説した「準備」は必ず行ってください!

まとめ

この記事では、英語系会社員2.0を目指すための準備について解説しました。

実践的なトレーニングに入る前に、「目標を定める」「現在地を知る」「継続するマインドを持つ」の3つの準備をしっかり行っておきましょう。

いずれも挫折防止に繋がるとても大事な準備なので、少々時間をかけてでも必ず行ってくださいね。

3つの準備ができたら、いよいよ実践的なトレーニングに入ります。

次の記事で、具体的なトレーニングについて解説しているので、あなたの現在地に合わせて、どちらかの記事を選んで読んでくださいね。

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