英語で会社員キャリアを切り開く生き方「英語系会社員2.0」とは

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僕はこのブログで、英語を独学で、戦略的・効率的に習得して人生を豊かにする方法やノウハウを発信しています。

その中で発信している、会社員として英語を武器にして自分ならではの理想のキャリアを築いていく生き方を、僕の勝手な造語で「英語系会社員2.0」と名付けています。

僕自身も社畜のような会社員生活を経験しましたが、そこから脱却しようと英語を習得して、海外留学を経て「海外×技術営業」という自分独自の強みを持つことができました。

今ではその強みを活かして世界の顧客を相手にビジネスするようになり、自分ならではの会社員キャリアを歩むことができています。(⇒詳しくはプロフィール記事で)

過去を振り返っても、そして今後を考えても、英語はあなた独自のキャリアを築いていくのにとてもおススメだと思います。

この記事では、これから英語を習得したい方、キャリアアップを目指す方に向けて、英語系会社員2.0という生き方とそのデメリット・メリットについて解説します。

このブログの管理人はこんな人
  • 英語を使って海外顧客相手に仕事する日系企業サラリーマン
  • もともと純ジャパ・海外経験なし、社畜生活で不眠症を経験
  • 自分を変えるべく独学で&国内で英語を習得、TOEIC950点
  • 現在はドイツ駐在中
  • 英語で人生を豊かにする人を増やしたい!
目次

英語×会社員の組み合わせは相性抜群

僕がこのブログで発信している「英語系会社員2.0」とは、英語を武器にして自分独自のキャリアを築いていく会社員の生き方です。

「英語系会社員2.0」というワードは僕の造語ですが、「英語」「会社員」「2.0」の3つの要素から成り立っています。

なぜこの生き方を発信しているのか、まずは「英語」と「会社員」の相性から順に解説していきます。

なお、ここで言う会社員は、特に日系企業に勤める会社員が最も相性が良いです。

日系企業(いわゆるJTC)を念頭に置いて、そのメリットとデメリットを外資系企業と比較してみましょう。

メリットデメリット
雇用が安定している
社会的信用が高い(ローン審査等で有利)
福利厚生が充実している
転勤や異動など、会社に振り回されやすい
年功序列なので給料や昇給は横並び
休暇が取りにくい

一般的によく言われている内容ですが、実はこのデメリットは、英語力という武器があればある程度打ち消すことができるのです。

英語力で打ち消せるデメリット①転勤や異動など、会社に振り回されやすい

日系企業では雇用が安定している反面、転勤や異動などあなたの意志に反して会社に振り回されやすい面があります。

これは、あなたに自身に武器(スキル)がなく、会社側からするとどの部署にでも動かせてしまう状態であると、より不利になってしまいます。

でもここで、あなたに「英語力」という武器があれば状況が変わります

日系企業では英語を業務レベルで使える社員が不足しているので、英語力というスキルはとても重宝されます。

つまり、英語は需要が多いのに供給(できる人)が少ないので、習得すると希少性の高い人材になり、会社に振り回されにくくなります。

逆に英語を必要とする部署から異動のオファーが入ってくることもあり、行き先をあなた自身が選べる可能性もあります。

僕自身、英語力を理由に4つの部署からオファーを貰えました!

英語力で打ち消せるデメリット②給料や昇給は横並び

多くの日系企業にはまだ年功序列のシステムが残っており、給料や昇給は基本的に横並びで、どれだけ大きな成果を上げてもそれが直接給与に反映されにくくなっています。

でも実は英語力があれば、日系企業にいながら収入アップに繋がります

例えば英語力を認めてもらえれば、海外出張に行く可能性が高くなります。

海外出張には日当があり、手当額の相場としては1日あたり50~80USDが一般的なようですが、例えば年間で20日間海外出張に行くと年間で約14万円~22万円の手当になります。(1USD=140円計算)

更に、移動に使う国際線の飛行機マイルも、多くの企業では個人のマイルとして貰えるようですし、仕事をしっかりこなした後は海外旅行感も味わうことができます。

会社によっては、ワーケーション(ワークとバケーションの造語)の一環として、出張先で休暇取ることを認めるケースも出てきています。

これらは年収という数字には表れない、隠れた収入アップ&メリットですよね。

また、海外駐在員として海外に住んで仕事をするようになると、年収は日本にいる時に比べて約1.5倍以上になるとも言われています。

このように、英語力があれば、日系企業に勤めながら収入アップ、あるいは収入アップ相応のメリットを受けることができます。

休暇を取りにくいデメリットだけは英語ではどうにもならないです^^;

転職や起業する場合にも英語力は武器になる

ここまでは会社員としての英語力のメリットについて解説しましたが、あなたが今後、転職や起業する際にも、英語力というスキルは武器になります。

例えば、バイリンガル向け転職サイト「Daijob.com」登録者の英語力と、企業からのスカウトデータを基に、英語力が年収・キャリアに与える影響について調査した結果(⇒詳しくはこちら)では、以下のように報告されています。

・企業からスカウトを受けた登録者の76%が、英語レベルが「ビジネス会話以上」(TOEIC 735点以上)
・企業からスカウトを受けた人材は、男女ともすべての年代で英語力の高さに年収が連動している
・男性の50代で、英語レベルが「ビジネス会話以上」と「日常会話以下」(TOEIC 730点以下)では年収280万円の差
・男性の30・40代、女性の50代も年収で100万円以上の差

これはつまり、「英語力が高い人材に対して払う年収が高い=転職市場での価値が高い」ということを意味します。

英語力のあるビジネスパーソンの市場価値は高く、英語を学んでおけば、将来の昇進や転職を考えた時にも有利に働くのです。

なぜ英語なの?習得してもいつか不要になってしまうのでは?

会社員が武器となるスキルを持っておくことはとても重要だということをここまで解説してきました。

そうは言っても、一昔前はエクセルやワードなどのPCソフト、今ではプログラミングなど、時代によって価値の高いスキルは移り変わっていきます。

ではこれから身に付けるスキルとして、英語という選択はアリなのか?せっかく習得しても不要になってしまわないか?という心配も出てきますよね。

僕は、これから会社員が身につけるスキル(武器)としても、英語はとてもおススメだと考えています。

英語はこれまでもずっと注目を浴びてきていましたが、グローバル化が進んだ今でも変わらず必要とされていますよね。

英語は今後も言語として存在し続けますし、スキルとして不要になることはありません。

一方で、オンライン会議や即時翻訳ツールなど技術が発展してきて、英語力がなくてもコミュニケーションが取れるようになってきています。

この先にどのような世界が待ち構えているか、僕は逆に英語で直接コミュニケーションを取る力の重要性・貴重性が増していくと考えています。

次の記事で、今後も英語力が必要になると考えている理由について解説しているので、興味のある方はぜひチェックしてくださいね。

英語系会社員2.0、なぜ2.0なの?

「英語系会社員2.0」という造語ワードのうち、これまで「英語」と「会社員」について解説してきました。

ではなぜ「2.0」という数字がついているかというと、同じように英語力を武器にする会社員に、旧タイプである「英語系会社員1.0」が存在しているからです。

英語系会社員1.0と2.0のそれぞれの特徴と、あなたに目指してほしい英語系会社員2.0との違いについて詳しく解説していきます。

英語系会社員1.0の特徴

TOEICなど試験では高得点を取れるのに、英語は話せないよ~という日本人は本当に多いですよね。

最近では英語を学習する会社員も増え、僕の周りでもTOEIC高得点者が増えてきたなと思いますが、以下の点は彼らにほぼ共通しています。

・TOEICの勉強は頑張っているけど英会話は苦手
・TOEICの点数は資格みたいなものと思っている
・英語を使う業務には抵抗がある(特にリーディング以外全般、特にスピーキング)

・キャリアの独自性はない

つまり「TOEICは高得点だけど英語は話せない、実務では使えない」といったパターンの会社員です。

当ブログでは、このような会社員を英語系会社員1.0と呼んでいます。

YouTubeや書籍でスコアアップ対策が浸透してきたこともあってか、日本人のTOEIC平均点は年々上昇しており、このような人は既に多く存在しています。

一方でTOEIC L&R(リスニング&リーディング)で高得点を狙う学習では、S&W(スピーキング&ライティング)力はあまり伸びません。

これは「EF EPI (English Proficiency Index) 英語能力指数」による調査結果で、日本人の英語力が、英語を母国語としない世界111の国と地域の中でなんと80位とランク付けされていることと無関係ではないでしょう。

あなたにはその仲間入りをして欲しくないのです。

英語系会社員2.0の特徴

これとは対照的に、英語系会社員2.0で目指すのは「英語を実務で使える」会社員です。

具体的には、以下のような特徴を持つ会社員を、このブログで目指す英語系会社員2.0と呼んでいます。

・英語を「使える」レベルで習得している
・TOEICは必ずしも高得点ではない(高得点の人が多いが)
・英語を活かした業務や海外出張もこなし、中には海外駐在する人も
・専門性と英語を掛け合わせて、独自のキャリアを築いている(築く準備ができている)

即時翻訳ソフトなどの技術が進化してきた今、ただ単に「英語を扱える力」の重要性は低下していきます。

これから本当に必要なのは英語を使ってコミュニケーションを取る力、つまり英語を「知っている」状態から「使える」状態にレベルアップさせることです。

そして英語コミュニケーション力と、あなたが持つ専門性とを掛け合わせると、あなた独自のキャリアを築く道が開けます。

英語系会社員2.0は、このような英語を武器にして自分独自のキャリアを築いていく会社員を目指していきます。

英語系会社員2.0を目指すデメリット

ここまで「英語系会社員2.0とは何か」を、主にそのメリットを中心に解説してきました。

では逆にどのようなデメリットがあるかというと、僕が考えるデメリットは大きく分けて次の2つです。

英語系会社員2.0を目指すデメリット
  1. 英語習得には時間と労力がかかる
  2. プログラミングスキルほどの即効性はない

英語習得には時間と労力がかかる

英語のような言語習得は短期間でできるものではなく、どうしても時間と労力がかかります。

諸説ありますが、日本人が英語を習得するのにかかる時間は2200~3000時間とも言われています。

一方で、長い時間と労力がかかるからこそ、誰もが習得できるものではなく、習得した人の希少性が高いとも言えます。

プログラミングスキルほどの即効性はない

今はプログラミングスキルの需要が非常に高く、転職市場での価値はとても高いです。

しかしながら英語スキルには、今すぐ年収が大幅にアップするほどの高い需要はなく、プログラミングスキルのような即効性はありません。

その代わりに需要はこの先も長く続くので、いわゆる流行りものではない一生もののスキルと考えましょう。

まとめ

この記事では、これから英語を習得したい方、キャリアアップを目指す方に向けて、英語系会社員2.0という生き方とそのデメリット・メリットについて解説しました。

英語×会社員の相性はとても良好で、会社員(特に日系企業)のメリットを維持しつつ、デメリットである異動・転勤や収入の面を打ち消すことができますし、転職時にも有利に働きます。

英語力を武器にする上で大事なことは、TOEICのようなテストで高得点を取ることではなく、英語を使ったコミュニケーション力を習得することです。

英語系会社員2.0とは、このように英語コミュニケーション力を武器にして自分独自のキャリアを築いていく会社員を目指す生き方です。

英語習得には長い時間と労力がかかるデメリットもありますが、その分、習得した人の希少性が高いとも言えます。

一生もののスキルとして習得し、あなたの理想の道を歩むため一緒に頑張りましょう!

このブログでは、英語系会社員2.0を目指すためのノウハウを発信しています。

次の記事で、会社員ならではの効率の良い英語習得ルートについて解説していますので、最短で英語習得したい人はぜひチェックしてくださいね。

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