キャリアアップを目指すあなたへ、英語習得のススメ

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「社会人としてキャリアアップしたいのですが、何をすればいいか分かりません」
「転職に向け、アピールできるスキルとして何を習得すればいいですか?」

以前と違って働き方が柔軟になり、転職も当たり前となった今、そんな疑問を抱く社会人はとても多いと思います。

僕自身、社会人になって数年間社畜のような生活を送り、ストレスで不眠症も経験しましたが、一念発起して始めた英語学習をきっかけに自分の人生が大きく変わり、キャリアアップに繋がっています。

僕自身の経験とこれからの見通しから、今からキャリアアップを目指すあなたにも、英語を習得することを強くお勧めします。

この記事では、英語を習得することにより広がる世界や、習得にあたって持っておくべき心構えについて解説します。

キャリアアップを志す社会人や、これから社会に出る学生は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

この記事を書いた人
  • 英語で海外相手にビジネスするJTC開発職サラリーマン
  • 社畜生活で不眠症を経験、自分を変えるべく英語学習を開始
  • 純ジャパ・海外経験なしでも国内で英語を習得、TOEIC950点
  • ドイツに研究留学しPh.D.取得、2024年から海外駐在(予定)
  • 英語でキャリアを切り開く人を増やしたい!
目次

僕自身のキャリアアップの道のり

僕は新卒で日系メーカーに研究開発職として就職しています。

それ以降、紆余曲折もありながら英語習得しドイツ留学を経て、今では海外担当をしつつ管理職に就いています。

これまでのキャリアを振り返ると、次のような道のりを辿ってきました。

キャリアアップの道のり
STEP
新卒で入社、社畜生活で不眠症に

新卒で入社した僕は、残業が当たり前の部署に配属され、特に入社4年目からの数年間は本当に社畜のような生活でした。

平日に作業が終わらない分、土曜も1人出勤して終電で帰る、という生活が続き、時には会社に泊まって資料を準備していたこともありました。

そんな生活を続けていたある日、重要な会議のため徹夜で準備し、会議を終えた後さすがに徹夜明けでフラフラになり、上司から強制的に帰らされたことがありました。

自宅に戻った僕は、徹夜明けでいつ眠りについてもおかしくない状態なのですが、なぜか全く寝つけませんでした。

仕事のことが頭から離れず、ストレスとプレッシャーで不眠症に陥っていたのです。

不安を落ち着かせるため、溜まった仕事を処理しようと自宅でパソコンを開いても、結局仕事は片付くどころか増える一方。

完全な悪循環に入っており、今度は家族からもストップがかかりました。

今考えると異常なのですが、追い込まれている本人は異常さにはなかなか気づかず、あのまま家族から止められていなければ鬱になっていたかもしれません。

STEP
自分に武器を持つべく、英語習得を決意

徐々に落ち着きを取り戻した僕は、この社畜のような生活から抜け出すにはどうしたらいいか、考えました。

他の企業への転職も考え、転職サイトに登録もしましたが、結局当時の僕には転職に踏み切る自信がありませんでした。

自分の武器となる経歴やスキルがなかったのです。

このまま同じ会社で生きていくにしても、転職するにしても、自分のやりたいことを掴みキャリアアップするには、僕自身に武器が必要だと気付きました。

ではどんな武器を持つか、しばらく考えた結果、英語を習得を目指すことに決めました。

なぜ英語習得にしたのか、選んだ当時は確信はなかったのですが、入社時の上司の勧めが大きな理由です。

STEP
英語を習得、留学を経てPh.D.取得

途中で挫折を2回経験しましたが、試行錯誤を繰り返しながらコツコツ学習を積み重ねた僕は、英語を習得して、社内選考をパスして留学の権利を勝ち取りました。

そしてドイツへの研究留学に旅立ち、現地の大学で英語の研究生活を送り、英語での論文執筆や口頭試問を経てPh.D.(理学博士号)の学位を取得しています。

何も誇れるスキルがなかった僕は、自ら行動して英語と理学博士の2つの大きな武器を手に入れたのです。

英語を習得すると仕事はどう変化する?

英語を習得すると、あなたの仕事の可能性が大きく広がります。

僕の場合は、英語を習得することで次のように仕事の変化がありました。

英語を習得することでの仕事の変化
  1. 自分にしかできない海外担当を任されるようになった
  2. いつでも異動や転職できるスキルと自信を得られた

自分にしかできない海外担当を任されるようになった

英語を習得することでの変化の1つ目は、「自分にしかできない海外担当を任されるようになった」です。

今や海外拠点であるシンガポールやドイツ、アメリカとのやりとりの窓口として働いており、日常的にメールやWebミーティングを行ったり、来日時にアテンドしたりしています。

これらの英語を使った業務は他の担当者にはできない、英語を習得した僕だからこそできる役割です。

僕が鬱になりかけた時の業務は、ハッキリ言って特別なスキルは不要で、比較的誰でも習得できる業務でした。

それでも誰かがやらなければならず、当時は僕が当たってしまっていましたが、自分ならではのスキルがないと、こういった業務を割り当てられやすくなります。

一方で、海外担当のように英語が必要な業務は、英語を得意とする人に優先的に業務が回ります。

結果として、スキル不要の一般業務にアサインされる機会は減ります。

英語という強い武器を持つことで、誰でもできる仕事から脱却し、自分にしかできない海外担当を勝ち取ったのです。

いつでも異動や転職できるスキルと自信を得られた

英語を習得することでの変化の2つ目は、「いつでも異動や転職できるスキルと自信を得られた」です。

僕が勤務しているのは日系のメーカーですが、日系だからといって英語を使わないわけではありません。

商品の原材料や販売先が海外だったり、生産拠点が海外にあったり、どのようなメーカーのどのような部署でも、必ず海外に関連する部門があります。

当然、海外関連業務に対応できる人材も必要になるのですが、そのような人材は豊富にいるわけではなく、むしろ不足しています。

転職サイトを見ても、どこの企業でも海外対応人材を募集しているので、これは僕の勤務先に限らず海外対応人材は世間一般的に不足しているのだと思います。

こういった募集をかけている採用側からすると、英語が堪能というだけでも魅力的な人材に映ります。

実際、僕にも先日、ヨーロッパへの事業展開を狙う海外関連事業部から異動のオファーがありました。

オファーをくれた人によると、僕が英語を習得しており、かつドイツ留学を通じて英語でキャリアを切り開いた行動力があるから声をかけた、との事でした。

また僕は、今も転職サービスに登録していますが、自己紹介に英語力をPRしているおかげで、英語力を活かした海外関連のポジションへのオファーが多く舞い込んできます。

こういったオファーが来るようになると、自分の市場価値が上がったんだと実感し、自信にも繋がります。

英語を習得することで、社内・社外問わず通用するスキルと自信を手に入れたのです。

英語は今後も強い武器になる

英語は今でも需要が高いスキルであることは解説しました。

では今後はどうか?というと、僕は英語コミュニケーション力は今よりもっと価値を持つ強い武器になると考えています。

理由は以下の2つです。

英語コミュニケーション力が武器になる2つの理由
  1. 人間同士のコミュニケーション価値が上がっていくから
  2. あなたの専門性×英語で希少な存在になれるから

人間同士のコミュニケーション価値が上がっていくから

僕が英語コミュニケーション力が強い武器になると考えている理由の1つ目は、「人間同士のコミュニケーション価値が上がっていくから」です。

近年ではテクノロジーの進化によって、コミュニケーションのハードルは下がってきています。

例えば、スマホの無料アプリ(Google翻訳など)を使えば瞬時に言いたいことを翻訳してくれます。

コロナでオンライン会議が主流になり、世界中いつでもどこでも繋がることができますし、そのオンライン会議アプリにも自動翻訳機能が付くようになりました。

翻訳サポートが更に進化して普及すると、皆それぞれ自分の母国語だけを話していれば、意志疎通することは可能になります。

つまり、意志疎通するという目的のためだけで言えば、語学を習得する必要性はなくなります。

でも想像してみてください、同じ英語を母国語とする人でも、話し相手として次のどちらの人に親近感を感じますか?

  1. オンライン会議でテクノロジーを使って完璧でキレイな日本語に変換する人
  2. あえて面談して少カタコトでも自分の口から日本語で話そうとする人

後者の方が親近感を感じませんか?

テクノロジーが進化しても、最後は人と人がコミュニケーションを取ることに変わりはないですし、人の心を一番動かすのは人です。

なので僕は、テクノロジーが進化すると、人間同士のコミュニケーションの価値はむしろ上がると考えていて、その時に言葉の壁がないことはより一層の強みになります。

世界中で英語話者は15億人以上いると言われており、英語を使えるだけで15億人以上と価値あるコミュニケーションが取れるようになるということです。

英語は今後も、コミュニケーションに必要なスキルであると僕は確信しています。

あなたの専門性×英語で希少な存在になれるから

僕が英語コミュニケーション力が強い武器になると考えている理由の2つ目は、「あなたの専門性×英語で希少な存在になれるから」です。

これは藤原和博さんという方の著書「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」に書かれた考え方で、

・1つの分野で「100人に1人」のレアな人になり、希少性を獲得する
・2つの分野で「100人に1人」になれたら、それを掛け合わせることで、「100人に1人」×「100人に1人」で「1万人に1人」の希少性を獲得することができる

僕はこの考え方をお笑い芸人の西野亮廣(キングコング)さんの発信で知ったのですが、英語習得にも通ずると思っています。

あなたが元々持っている専門性や強みが既に100人に1人だとすると、そこに更に英語を習得して100人に1人の存在になれれば、1万人に1人の希少性を獲得できるのです。

例えば、あなたの趣味が日本の歴史で、100人に1人のレベルの知識を持っているとします。

そこに更に英語という100人に1人のスキルが掛け算されると、その歴史の知識を使って、例えば訪日外国人向けのガイドや海外向けの情報発信など、ビジネスに繋がる可能性が大きく広がります。

日本人で英語を習得している人はまだ希少なので、英語を習得することで100人に1人の存在になり、希少性を高めて市場価値を上げることができます。

英語習得を目指すにあたっての3つの心構え

あなたがこれから英語習得してキャリアアップを目指す場合、次の3つの心構えを持って臨むことをお勧めします。

英語習得の3つの心構え
  1. 長い道のりと心得よ
  2. 必要になってからでは遅い、今すぐ動き出すべし
  3. TOEICは目的ではない、成長の指標としてうまく使うべし

長い道のりと心得よ

英語習得の心構えの1つ目は「長い道のりと心得よ」です。

英語習得は簡単ではなく、しかも長くかかるので途中で挫折する人も多いです。

逆に言えば、難しくて誰にでも簡単には習得できないからこそ、習得した人の価値が高まるのです。

でも安心してください、正しい知識に基づいたトレーニングと継続するマインドがあれば、誰でも習得は可能です。

必要になってからでは遅い、今すぐ動き出すべし

英語習得の心構えの2つ目は「必要になってからでは遅い、今すぐ動き出すべし」です。

英語の習得には年単位で時間がかかるので、「英語が必要になってから学ぼう」というのでは遅いのです。

そうではなく、「今すぐ英語学習を始めて、英語を活かせる仕事を自ら取りに行く」という考え方の方が成功します。

この記事やブログを読んだあなたは、何か1つでもあなたの習慣を変えてくださいね。

TOEICは目的ではない、成長の指標としてうまく使うべし

英語習得の心構えの3つ目は「TOEICは目的ではない、成長の指標としてうまく使うべし」です。

英語力の指標として真っ先に思い浮かぶのはTOEICでしょう。

確かにTOEICスコアを上げるのは英語力アップを示すことになりますが、一方でTOEICスコアアップ”だけ”を目的にするのはおススメしません。

なぜなら、TOEICのスコアアップ学習を続けるだけでは英語は話せるようにはならないからです。

「TOEIC高得点なのに英語のコミュニケーションは取れない」という人が僕の周りにも大勢います。

TOEIC学習が無意味という訳ではなく、目的をしっかり持って、TOEICをあなたの英語学習にうまく取り入れるのが重要です。

これからキャリアアップを目指すあなたには、英語でコミュニケーションできる能力を身に付け、世界に羽ばたいていくことを目的に学習を行って欲しいです。

そのために、TOEICはスコアアップ自体を目的にするのではなく、TOEICをうまく使って学習を進めてくださいね。

志を固めたらまず行動を

もしあなたがこの記事を読んで、英語習得を志そうという気持ちが芽生えたら、今すぐ行動に移すことをお勧めします。

具体的には、例えば以下のような行動です。

志が固まったら今すぐ行動する具体例
  1. 英語学習の時間を確保する(朝活など)
  2. 何か1つ英語学習の習慣を作る
  3. 隙間時間に学習できるアプリをダウンロードする
  4. 学習用の教材を買う
  5. オンライン英会話サービスに申し込む

このうちどれか1つでも複数でも構いません、まずは志を行動に移しましょう。

中でも僕は、早めにオンライン英会話サービスに申し込むことを特にお勧めします。

なぜなら、日本人は完璧主義な国民性のためか、英会話の実践練習の前に単語や文法などの基礎を完璧にしようとする人が多く非効率だからです。

僕がこのブログでおススメしているのは、早い段階で英会話レッスンを経験して英会話に慣れておき、「間違ってもいいからチャレンジしよう」というマインドを早期に身に付けておくという手法です。

ミスを恐れないマインドを早い段階で持ち、どんどんチャレンジして失敗から学ぶ方が、成長が早いのです。

次の記事で、オンライン英会話で恐怖心をなくす方法について初心者向けに解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ:英語を習得してキャリアアップしよう

今回は、英語を習得することにより広がる世界や、習得にあたって持っておくべき心構えについて解説しました。

英語習得はとても長く辛い道のりではありますが、だからこそ習得した人の市場価値は高く、キャリアアップに繋がります。

英語は今後も必要とされる普遍的なスキルなので、志が固まったら今すぐ行動に移しましょう。

なお僕はこのブログで、英語を習得して武器にしながら理想の会社員キャリアを切り拓く「英語系会社員2.0」という生き方を発信しています。

次の記事で、英語系会社員2.0についてより詳しく解説しているので、英語を習得して自分のならでは領域を持ちたい人、理想のキャリアを歩みたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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